2011年12月 8日

Coworking saikoo! (コワーキング、最高!)

今年もコワーキングアドベントカレンダー2011に参加しています。

昨年よりも多くの人が、積極的に参加してくれたのが嬉しい。25の枠が、あっという間に埋まった。昨年のを見てみると、ほとんどが知り合い。コワーキングに参加してほしい人に、無理矢理書かせたものもあった。今年は番外編もやることになり(クリスマスで終わる理由ないじゃない)現時点で30人がコワーキングについて何か書く。

2010年の最後のPAX Jellyは、すでに今回のシリーズで河村さんジャッキーさんが書かれているように、日本のコワーキングや潜在的なコワーカーにとって非常に重要なターニングポイントとなったようだ。Jellyを開けばなんとか人が集まる状態になっていて(逆に言うと、Jellyを開かないと人が来ないというスペースオーナーにとっては非常に苦しい状態=今年の7月までそれは続いた)、アドベントカレンダーでの意欲的な文章群とあわせて、多少の手ごたえはあった。しかし、心の中でコワーキングを広めるにはまだまだ時間がかかると覚悟せざるを得なかった。

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友人や会社の経営についてアドバイスをくださる方にも直接的・間接的にコワーキング事業は成り立ち得ないのではないかと疑問を呈され、自分の頭の中の理想的なイメージをきちんと伝えることができなかった。会社の業績もその他の原因もあり一時不振になり、スタッフを納得させることもできていなかった。

2011年の年始は非常に悩んでいた。月1−2回の楽しい時間のために、事務所の家賃を払い続けられるわけがないことは分かっていた。でも、その楽しさは、家賃以上の価値があると信じていた。が、どうすればいいのかは分からなかった。

"パーティするように仕事する"オフィスを作ろうと思ったのは、パクチーハウス東京を経営して、お客さまが生み出してくれたさまざまなつながりを見た結果だ。"交流する飲食店"を標榜し、相席やパーティ営業で想いを伝え、「パクチーハウスで面白いことがあった!」と言ってくれる人の言葉を励みにしてきた。そして、人と人とのつながりが、一時的な楽しさや友情を生むだけでなく、ビジネスや社会を変える原動力を生んでいることを目の当たりにした。

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多くの人が一日のうちで最も長く費やすのは、仕事の時間だ。その時間を"パーティ化"することができれば「仕事がつまらない」と言う人が減り、どよーんとして暗い日本の社会を明るく楽しくできるのではないかと考えた。

オフィス事業をやりたいと漠然と思ってからCoworkingという概念に出会うまで8ヶ月かかった。でも、その概念を知ってからPAX Coworking立ち上げまでは2ヶ月強。2010年7月にスペースを開き、半年経ったときに昨年のアドベントカレンダーを書いた。

自分自身の悩みの中に、「コワーキングスペースは日本ではもしかして根付かないかもしれない」という気持ちも正直としてあった。Jellyはある程度流行るだろう。でもスペースはどうかなと思った。しかし、日本にたくさんのコワーキングスペースができなくても、世田谷区の経堂にすごい面白い仕事場があって、そこに人が集まることはありうると思った。パクチーハウスという業態に4年経った今も追随する人が誰もいないように、コワーキングも日本ではほとんど誰もやらないかもしれない。でも、多くの人がやらないことと、そのスペースができないことは同義ではない。

僕は自分が作る最高の仕事場を、もし日本で他に運営する人が増えなくても面白くなるようにしようと考えた。コワーキングという言葉は、今でこそメディアにも多少出ているものの、昨年の今頃はまだ、マイナーワードにも入らないぐらいのものだったと思う。でも、僕が敢えてコワーキングとかジェリーとかいうキーワードを、訳さずにそのまま使おうと決めたのは、コワーキングスペースでの仕事が瞬時に世界とつながれるようにしたいと思ったからだ。

僕が自分のオフィスをコワーキングスペースにしようと思った決定的なきっかけは、coworking visaという発想を知った時だ。「あるコワーキングスペースに属している人は、他のコワーキングスペースも使えるようにしたら素敵じゃない?」という呼びかけに対し、世界中のコワーカーがメーリングリストで「いいね!」「いいね!」と面白がっているのを目の当たりにした。提携したり、資本関係があるわけではない。そこにあるのは(会ったことのない人にたいしても、コワーキングスペースという概念を支持する者同士としての)信頼関係だけだ。「オレは○○にあるコワーキングスペースから来た」と言われたら、諸手を挙げて歓迎する。そういう人たちの一員でありたいと強く願った。

2011年は世界のコワーキングスペースに認知されようと思った。アメリカから始まったコワーキングスペースは、2010年後半にヨーロッパでずいぶん伸びた。日本はどうなるか分からないけど、アジア全体を見ればある程度の数のコワーキングスペースが2011年にはできるんじゃないかと期待した。そして、僕はアジアのコワーキングスペースを勝手に率いようと決めた。

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年初、友人の結婚式がベトナム・サイゴンであった機会を利用し、僕はサイゴンでコワーキングスペースを立ち上げたいと希望する会社を訪問。本当は少ない経験に理想論を運営のノウハウのように語ってアドバイスしてきた。そして、帰りに台湾を訪問し、台北でなんとかJellyを根付かせたいと考えるグループと会い、Jelly運営のコツと日本でのエキサイティングな体験を話してきた。

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そして、大げさなのは承知で「アジアのコワーキングスペースに次々アドバイスしてるぜ!」と世界のコワーカーたちに宣言。すると「いいね!」のメッセージをたくさんもらい、コワーキングに関わる知り合いができた。

その波をさらに利用すべく、その直後に開かれた「European Jelly Week」(ヨーロッパ中である一週間の間にJellyをしまくってその情報共有をしよう、そしてJellyやcoworkingの認知度を上げようという運動)に欧州以外で唯一名乗りを上げた。かなり強引な展開なのだが、ヨーロッパのコワーカーたちがものすごく歓迎してくれた。(2012年1月16日から今度は「Worldwid Jelly Week」が始まるが、彼らがそれを企画している段階で僕をアジアで最初のAmbassadorに指名してくれたのは、これがあったからだ)

それが功を奏したかどうかは分からないが、2月に突然オランダ人がPAX Coworkingの門を叩いた。また、PAX Jellyに出入りするコワーカーの皆が、Jellyやその後の飲み会の写真をどんどんFlickrに上げてくれ、それを紹介すると世界の誰かが反応してくれるようになった。また、パクチーハウスで飲んでいる様子がかなり楽しそうに見えるようで、いつか参加したいとも。そして、写っているビール瓶を見て「オレの国のビールがなぜそこに!」なんていうやり取りもあったな。

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7月に藤木穣さんが独立し、メンバーになってくれたことはすごく嬉しかったし、そこがPAX Coworkingのターニングポイントでもあった。最初の数週間、孤ワーキングまたは個ワーキング状態を経験させてしまい、スペース運営者として数ヶ月で勝負をかけなければ終わりだという思いを強くした。その頃には事務所などの一部を開放する形のコワーキングスペースがいくつか出来始めていたが、まだ普段使いの「自分のオフィス」とできるところは東京に存在していなかったので、踏ん張りどころだとも思った。

8月3日に、New Work CityのTony Bacigalupoが来日したことがもうひとつの大きな出来事だ。すでに彼と知り合いだった市川裕康さんがイベントを企画したので、どんな手段を使ってもプレゼンしたいと思った。誰がプレゼンすべきか相談を持ちかけられたときに、ごめん、他の人の名前も挙がっていたけど僕しかないとかなり主張させていただきました。気負い過ぎて必要以上に緊張したけども、このプレゼンをする機会を与えられたことで世界向けの宣伝文句「Working while Partying」という言葉を生み出すことができた。

このイベントは「ニューヨークの」「新しい働き方」と言ったタイトルがすごくよかった。コワーキングという言葉を初めて知ってくれた人がかなりいたし、そこで出会った人がその後PAX Coworkingを訪れてくれたり、自らコワーキングスペースを開いたりしている。

市川さんは、Tonyに僕のことを「Jelly founder in Japan」と紹介してくれた。それと、「Working while Partying」というフレーズ、そしてほとんどの人が帰った後のカラオケなどで面白いと思ってくれたようで、翌日イベントで忙しい中PAX Coworkingパクチーハウス東京を訪問してくれた。そして友情のメガジョッキを飲んだ。本格的な飲食店とコワーキングスペースの組み合わせは珍しいし面白いとの感想を聞き、特徴を生かしてスペース運営をしていきたいなと思った。(Tonyの東アジア訪問記

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9月。メドックマラソン出場のため欧州訪問。「東京のヤツがあのクレイジーなマラソンに出るってさ」と、ヨーロッパのコワーカーが話題にしてくれた。そして、訪問先のフランス・スペインでいくつかのコワーキングスペースを訪問。Coworking spaceを運営していてJellyを頻繁に開催しているというと、かなりの程度出会ったコワーカーと打ち解けた状態で会話を話すことが出来た。共通言語と信頼が前提にあるという感じ。初めて会ったのに。これまでたくさんの国を旅したけど、最初からここまで関係性が築けるってのはなかった。僕も同じことをこれから出会うコワーカーに返そうと思った。コワーキングスペースを作ってよかったと思ったし、CoworkingやJellyという単語をそのまま使っておいて本当によかったと思った。

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秋から、Worldwide Jelly Weekを前にしたやり取りをごくたまにしている。何が起こるか分からないし、自分たちが動かなければ何も起こらないだろう。日本のコワーキングに関わる友人たちには、1月16日から始まる一週間にJellyをとにかく開催してもらいたい。その間にこれまで参加したことのない人に声をかけてほしい。そして写真を撮って、とにかく世界のみんなに笑顔を届けよう。「仕事が楽しい」ことで通じ合えるのはsaikoo!だ。笑顔の力で、一人でも多くのコワーカーを来日させたい。日本のコワーキングスペースに刺激的なスパイスをもたらしたい。そして、一人でも多くのコワーカーと、つながろう。


最後に、コワーキングスペースにかかわる人に「どうしてコワーキングしてるの?」と聞くと、笑顔とともに必ず返ってくるフレーズを紹介しよう。


"to make the world a better place"


空間とアイデアとリソースを共有して、それぞれが願う「理想の世界」に向けて駆け足で進んで行きたいと思う。コワーキングスペースでしている僕たちの仕事は、世界をもっともっと面白い場所にするための一歩としたい。PAX Coworkingで晴れた顔で業務に打ち込む僕らの仲間から受ける刺激は大きい! 笑顔で仕上げる仕事の偉大さを感じて、実行しましょう。


Satani, Kyo
Chief Catalyst
PAX Coworking

2011年11月 6日

2日連続NHKを支えたコワーキング

株式会社旅と平和でやっている2つの事業が、2日連続でNHK番組で紹介された。最初は11月5日(土)の「土曜スタジオパーク」。パクチーハウスのスタッフがパクチー料理を教えるというネタ。そして2つ目が6日(日)の「サキどり↑」。コワーキングが特集され、最初のVTRのほとんどがPAX Coworkingのコアメンバーで構成された。

どちらもそれなりに力の入ったコーナーだった(各10分程度)。自分たちがやっていることがそれなりに注目され、認められた結果ではあると思うので素直にうれしい。店名が出ないのは以前パクチーハウスと鳥獣giga(現在は閉店)がNHKに取り上げられたときと同様だった。"パクチー料理専門店"とまで書くのなら「パクチーハウス」と書いてもいいんじゃないかなぁ。

店名が出ないのはほぼ承知していたので、前日にTシャツを拵えた(笑)。店名を書くのもイヤらしいので、パクチーの葉っぱマークと"paxi"のスペルのみ。シンプルな構成で、なかなかいいのができた。そして、見事NHKに"paxi"という文字の露出に成功。やったね。

シャツを作っちゃえという話がスタッフとの話で出てからの展開が面白かった。発注先をスタッフに調べてもらいつつも、PAX Coworkingのメンバーに話をして布の印刷が専門の堀江さんに相談。複数の取引先に相談してくれ納期やロットについてあっという間に調べてくれ、1時間後には「自作が一番」との結論を下しT-シャツプリンターを発注していた。出演前日に堀江さんの指導の下、そのときいたメンバーの協力を得て作成。「ものづくり」の面白さを体験し、はしゃぎながら作っているうちに、「俺も、俺もつくる」ということになり、PAX CoworkingのTシャツプロジェクトが生まれた。「サキどり↑」の特集もよかったが、そんなところでコワーキングが力を発揮していたことは、もちろんテレビでは分からない。

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「土曜スタジオパーク」は生放送だったので、結構緊張した。10日ほど前に話があって、ぜひともうちの正社員2人と共演したいと思い、皆で一緒に行くことにした。テンションを上げて行こうと、渋谷の象徴であるハチ公前に集合。そこから3人で歩いてNHKを目指した。画面に出たのは2人だけだったが、生放送中のバタバタする中、臨機応変に変わる先方の指示に従ってパクソースのパスタを出したのがのむっち。めちゃめちゃ緊張したと言いながら、VTRを見る限り落ち着き払った宙さんが、石原さとみさんとビビる大木さんにパクチー料理を教えた。僕は段取りが決まっている中でいかに小ネタを出すかに注力したが、流れに流された感はある。もっと慣れたい。パクチー帽を持っていったが、リハーサルではOK出たのだが、昼食を食べているときNGが出た。明確な理由はなかったが「NHKですから」と。残念だった。が、裏方を務めてくれたのむっちが生放送中ずっとパクチー帽をかぶっていてくれた。

ところで、番組の中で"paxi"のスペルについて触れた。小田切千アナウンサーが「これでパクチーと読むんですね」と聞かれたので「そうです」と答えた。この単語は僕の造語で、タイ語の"パクチー"のスペルが"phakchi"と難しすぎるので簡単にかけるようにこうした。パクチーは和名(学名)でコエンドロということになっているが、定まった言い方はない(コリアンダー、香菜、パクチーなど)。なので、日本パクチー狂会やパクチーハウスでの活動を通じて"パクチー"ということを決め、スペルを"paxi"としたというのが真実だ。日本パクチー狂会の権威を以て勝手に命名⇒少しずつ定着ということだ。

"paxi"のスペルを作ったのは6年以上前。日本パクチー狂会を旗揚げした時だ。上述の通り難しいスペルを避けたいと思い、親しみのある短いものを探した。1週間以上各国言語を調べ、いろいろなスペルを書いた。その上で決めたのが"paxi"だ。ご存知の方も多いと思うがラテン語の"pax"(平和)と" i "(人、というか旅人の象形文字)を組み合わせた。当時は株式会社旅と平和という会社を作るということは夢にも思っていなかったが、"旅と平和"というコンセプトはすでに僕の頭の中にあった。

番組内で頑張ったのは「緑」へのこだわり(パクソースには根っこを入れない説明)だ。「パクチー100%を目指す」というのもそうした趣旨だ。そして、「最低89%」と無理矢理発言したのは、89(パク)をアピールするため。流れの中では一般のお客さんには分からなかったかもしれないが、パクチーハウスや僕のことを知っている人ならニヤリとしたはずだ。

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「サキどり↑」についてはすでに収録していたので、放送日を待つのみだった。結構念入りで、ディレクターや撮影陣は、PAX Coworkingだけでも5回以上来ている。J-waveの収録に行かねばならなかったので途中までしか見れなかったのが残念。後で見たい。自宅や行きつけのファーストフード店でも撮影したメンバーもおり、取材の大変さを皆で味わった感じだ。メンバーおよびドロップイン・ビジターの協力に感謝したい。僕が主宰する個人飲食店経営者の勉強会「飛部会」にも撮影が来たのだが、全く一言も触れられず...残念。僕もほとんど出なかったが、いつも机を並べ、食事をともにするメンバーが入れ代わり立ち代わり出てくるのは感慨深かった。そして、小ネタとしては、メドックマラソン2011のシャツを着ていた。ちなみに、女性のためのコワーキングスペース「cococi」も、PAX Coworkingのインターンをした方が開いたスペースであり、それぞれの生活状況にあわせて素晴らしいスペースができつつあるなと嬉しく思った。

スペースの名前こそ出なかったものの、数件問い合わせが来たのは嬉しい。そして、一年前は誰も見向きもしなかったコワーキングという言葉が、twitterやfacebookで数時間氾濫したことに心躍った。"交流する飲食店"も"コワーキング"もようやくスタート地点に立ったと思う。僕がひとりごちてたまたま周りにいる人が面白がる時期をようやく終えて、スタッフやメンバーどころか全く見たことのない人が、こうしたことを発信し、創造することがどんどん増えるだろう。


2011年10月21日

経堂マラソン

メドックマラソンを走った。ツイートしたこともあり、たくさんの人が面白がってくれた。そして、少なからぬ人数の人が、なぜか僕にこう言った。

「経堂マラソンとか、立ち上げちゃえば」

東京マラソンに落選した。昨年は、倍率が高いから仕方がないと思った。今年は、走るつもりでいるのに、大会の都合(抽選)で走れないってのはヤだなと思った。僕は走ることが楽しいと思っている。気分もいい。だからその日はいずれにしてもフルマラソンの距離を走ろうかなと思った。

「東京マラソンの会場は、ゼッケンなしでは走れないよね~」。パクチーハウスのスタッフののむっち(同じく抽選漏れ)と話していて、裏やればいいじゃないかという話になった。それだと思い、その瞬間にツイートし、発表した。

全く構想はなかったが、構想を固めるために、PAX Coworkingで毎週やっているJelly曜日のメンバープレゼンの順番が回ってきたので、この話をすることにした。そしてそのための資料を作っていたら、実現可能性が見えてきた。


話をしたらやっぱり楽しかった。途中で切れてしまったが、ustreamで録画した。


Video streaming by Ustream
PAX Coworkingのメンバーは、僕が語った真剣な冗談を、真摯に受け止めてくれた。しっかりとしたウェブを作るとか(滝口さん)、位置情報を使っていろいろな企画ができるとか、実況中継(カフーツの伊藤さんに頼む)するとか、ゲーム的に臨時給水所から呼び出しがかかるとか、アンドロイドとiPhoneアプリ作るとか(麻植さん)いろいろなアイデアが出た。ギズモードとデイリーポータルZ、ライフハッカーの記者に走ってもらおうとか、公式応援ソングを作るとかも。

走る人、応援する人、中継する人、たまたま通りかかった人、そしてその家族がみんなで楽しめるイベントになると思う。というわけで、頑張ります!

2011年10月12日

話し方

先日、コレクティブハウジングの全国大会で時間をいただき、「コワーキングが拓く新しい働き方」というタイトルで短い講演をさせてもらった。「コワーキング」という単語を聞いたことのない人が6割以上、コワーキングスペースに行ったことのある人は3人という状況だったので、分かりやすく丁寧に話そうと努めた。

すると意外や意外、ustreamで見たうちのスタッフから、「分かりやすかった」と。聞いてみると話し方が丁寧だったのがよかったとのこと。普段は早口で「何を言っているかわからないときがある」そうだ。

普段の話し方も、意識して分かりやすくする必要があるなと思った。8月の高校生セミナーのときも、とにかく聴衆がついて来れるようにというのを意識して話した。今月の中学校での講演は、よりそれを意識せざるを得ないだろう。普段は分かってくれるという前提があるからそういうことは意識しなかったが、人に伝えることが仕事のメインだからきちんとやらなくては。

というわけで、僕が何を言っているか分からない人は、遠慮なく指摘してください。



Video streaming by Ustream

2011年10月 3日

Crowyから始まるパクチーハウスとPAX Coworkingの融合

10月からPAX Coworkingに、ここしばらくDrop-in利用してくれていた木村篤彦さんがメンバーとして加わった。まだまだゆっくりではあるが、少しずつ育っているコミュニティを、大きく、価値あるものにしたい。今年も残すところ3カ月。そのための情報発信とコアメンバー集めをしたい。

まもなくリニューアルオープン予定のCrowyは、まさにCoworkingにより大きく発展しつつあるサービスだ。木村さん本人のブログにその過程が詳しいので、ぜひ読んでほしい。

24時間365日利用可能な唯一のコワーキングスペースPAX Coworkingに入居しました

開発者にデザイナーが加わり、サービスが作られていく過程を横目に見ながら、この数カ月僕も仕事をしてきた。開発やデザインにタッチするようなスキルはないので、ベータ版を体験利用しては「いいね!」と言っていただけなのだが、ずっと何か協力したいなぁと思っていた。なにせ、Coworkingで育っているサービスである。このサービスが完成してはばたいてほしいと強く願っている。

そこで提案したのが、リニューアル記念のパーティだ。Crowyは、(twitterやfacebookなど)さまざまなソーシャルメディアの情報を集めるクライアントで、いろいろなものを収集するカラスから名前を付けている。語感とカラスの特徴から「黒」をテーマにしたパーティをしたいと思った。パクチーハウスで"色にこだわる"パーティをスタッフ内ミーティングで話し合っているタイミングでもあったので思いついた。24日開催予定。

そして、もう一つは、それにCrowyにかかわる展示を提案。発展するサービスにはデザインが重要な役割を果たすと思うが、今回のリニューアルにはデザインの変更も大きいので、それをビジネスアートとして展示したらいいのではないかという、これもまた思いつき。パクチーハウスの展示は"旅と平和"というテーマに沿っていろいろなアーティストに出展をしてもらっているが、世界をつなぐソーシャルメディアを一つにまとめるこのサービスが、パーティや展示をきっかけに発展していってほしい!!

ビジネスにかかわる展示、パーティはパクチーハウスでは初めてだが、PAX Coworkingで働くメンバーにこのような機会を開放できればと思う。10月1日に変更したサービス内容・料金にも、ビジネス展示を追加した。これまでも、PAX Coworkingのメンバーや訪問者が夜パクチーハウスに来て飲んでくれるという事例はあったが、こうした仕掛けによってパクチーハウスのお客さんがCoworkingで生まれたサービスやプロダクトに興味を持ったり、それをきっかけにより深いつながりを持つようになるはずだ。

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2011年9月18日

ヨーロッパ訪問 2011年9月

メドックマラソン出場のために訪れたヨーロッパ。マラソンはもちろん、完飲・完走。その他、Coworking関連で多くの知り合いができ、パクチーハウスをいろいろな国の人に紹介し、また、子どもたちにいろいろな国を体験させることができた。妻・美紀が一年住んだ地マドリードへの訪問もついに叶った。

実りある旅だった。成果についてはこれまでの旅と同様、事業や文章などで少しずつ表現していく予定。まずは30秒強の報告動画を。





それから、5秒でまとめたメドックマラソンもどうぞ。


2011年8月 9日

パクチーの日/Coworking Day/4周年

今日はパクチーの日、ということで、3日前からパクチーハウスでは"驚愕の3夜連続パーティ"をやっている。

そして、昨年僕がPAX Coworkingを開いた直後に、Coworking worldwide のメーリングリストで「8月9日はCoworking Dayにしよう」ということが決まった。

そしてパクチーの日に会社設立を合わせたので、今日で株式会社旅と平和は4周年。


というわけで、

  • Jelly saikoo!
  • Coworking saikoo!
  • Paxi saikoo!
  • Pax saikoo!

これまでかかわってくれたみなさま、ありがとう! そしてこれからもよろしくお願いします!

2011年8月 5日

"Jelly saikoo!"の歴史

最近、CoworkingやJellyという単語をようやく多くの人が話すようになったことはいろいろなところで書いているが、日本でのその歴史はまだ1年強と短い。そして、その単語を広めるのに一役買っている"Jelly saikoo!"の歴史はさらに浅いが、おそらくCoworkingやJellyの発展に役立っているしこれから海外とつながるためのノリとしてすごく重要になると思うので、その短い歴史を振り返る。

まず、初めて「Jelly最高!」と言ったのは、European Jelly WeekにPAX Coworkingが東京からゲスト参加した今年の1月20日。そこに来ていたまるごんがデジタルストーリーテリングでまとめる意義を説き、「じゃあヨーロッパの人でもわかるように英語で発信しなよ」という一言で作ることになった。その動画の〆をどうするかと数人で話し合い、分かりやすく叫ぼうということになった。

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録音状態も良くないので、「あれはなんて言ってるの」という問い合わせが殺到。「Jelly最高!」ですよ、と説明して回った。その後、「いいね!」の代わりにCoworkingがらみのことについては「Jelly最高!」と書いているうちに少し浸透した。Jelly後の打ち上げは、「Jelly最高!」で乾杯することになり、Jellyの日は一日数回「Jelly最高!」と叫ぶようになった。

3月10日、毎年恒例で僕の誕生日パーティをパクチーハウスで開いた。友人が書家を連れて来てくれ、その人が僕のために一筆書いてくれることに。鳥獣gigaを冬眠状態にして飲食事業はやや縮小しつつも、これをチャンスととらえてパクチーハウスとコワーキングスペースを融合させたいと思い、その当時のプチ流行語であった「Jelly最高!」と書いてもらった。

この書をPAX Coworkingに掲示すると、ますます多くの人が「Jelly最高!」を気にし始めた。東京コワーキング研究会やNHK研修生の取材で、〆にこの言葉を言ってみたりした。いつしか、節目節目は僕の号令で「Jelly最高!」をいうような空気になった。

6月22日、下北沢のオープンソース(OSS)カフェでの夏至Jellyで、Jelly主催者が複数人集まることになった。そこで日本で最初にJellyを始めた僕がその短い歴史を振り返る話題提供をすることになったのだが、そのときにOSSの河村さんがその時間を「Jelly最高!会議」と名付けた。PAX Coworkingの常連に比べてOSSカフェは大人しい人が多いと思うが、せっかくのネーミングを活かそうと話をしている最中に「Jelly最高!」を連呼。僕の「Jelly最高!」はお決まりの言葉となった。

この「Jelly最高!会議」に日本語がそれほど分からない外国人の方がいたので終わった後話していたら、「最高!」とはどういう意味かと問われた。彼は「Psycho」かと思ったらしく、いい意味も悪い意味もあるよねと。だから「the best」だよと説明するとともに、この言葉は世界に広げなければと思った。そこですべてをアルファベット表記にしようと決めた。「Jelly saikoo!」としたのはこのときだ。

スペルについては「saiko!」と「saikoo!」で少し迷ったが、応用編で「saikoooooooooooooooo!」と表記するときのことも考えてとりあえず「saikoo!」を選んだ。

その数週間後、8月3日にNew Work Cityからトニーが来ることが判明。彼に「Jelly saikoo!」を伝えようと思い、日本のコワーキング事情を話す役回りに立候補した。東京で初のコワーキングの運営者だし、日本初のJelly主催者でもあるので、まぁ適役ではあると思うけど、意地でもプレゼンしたい理由はここにあった。

そして、プレゼン後の「Jelly saikoo!」。

「叫んだ!」というツイートがある通り、会場のみなさんも呼応して「Jelly saikoo!」「Jelly saikoo!」。タイムラインにも「Jelly saikoo!」が並んだ。その後、トニーにも「Jelly saikoo!」の説明。

彼の心には、「レストラン+コワーキング」というのが響き、そして掛け声が面白かったらしい。「いつか必ずお前のレストランに行くよ」と。

そして、昨日午後8時過ぎ、トニーから突然電話があり「今から行きたい」と。僕は予定変更して、すぐにパクチーハウスへ。8時半には「Jelly saikoo!」でカンパク。そして改めて、「saikoo!」の意味について伝えると、「paxi saikoo!」「paxi house saikoo!」「PAX Coworking saikoo!」と吼えた!

一年前、Jellyという単語を誰も使っていなかったこと、自分がJellyを主催しながらも、「Jelly!」という単語を使うことが気恥ずかしかったことなどを話した。しかし、「僕はJellyという単語をそのまま輸入した」。だから「トニーは、saikoo!を持ってニューヨークへ戻ってくれ」。

こうして「Jelly saikoo!」は国際語になった。←イマココ

(つづく)

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2011年8月 4日

パーティするように仕事する(Working while Partying)

8月3日(水)にコクヨ「エコライブオフィス品川」で行われた『New Yorkのコワーキング・スペース「New Work City」創業者と語る新しい働き方の可能性』で 、NWCのTony Bacigalupoさんが話をする前に、日本のCoworkingの状況とJellyやCoworkingという単語をこの一年でどうやって浸透させたかについて話をしました。



話のタイトルは「パーティするように仕事する(Working while Partying)」。参加者やUSTREAMを見ていた人がツイートしてくれたものをtogetterでまとめました。

2011年7月 3日

パクチーハウス東京、カオサン東京と包括的業務提携

旅と平和 --PRESS RELEASE--
11-002
2011年7月1日
株式会社 旅と平和

パクチーハウス東京、カオサン東京と包括的業務提携

 株式会社旅と平和は6月30日、都内および京都などでゲストハウスなどを運営する有限会社万両と、オモシロイことの増幅のためにお互い協力し合うため、包括的業務提携を結ぶことで合意しました。パクチーハウス東京とカオサン東京は、イベントの告知や海外へのアプローチで足並みを揃えることで、海外一人旅経験のある日本人元バックパッカーの心を揺すぶり、また、日本を訪れる外国人バックパッカーの感覚を日本社会に取り込んで、長らく続く日本社会の閉塞感を打破していきます。

 カオサン東京の小沢弘視マネージャーとパクチーハウス東京のチーフカタリスト佐谷恭は、それぞれ"宿のおやじ"、"飲食店のおやじ"をしていながら、そこに留まるつもりなく旅人の感覚を日本そして世界に普及させることで世の中をよりよくしようと企んでおります。両社はそれぞれ「ファシリティよりコミュニティ」という共通意識を持ちながら店舗運営をしています。 

 包括的業務提携は新しい「つながり」を生み出すための手段です。カオサン東京のドミトリーやヘルプスタッフ制度、パクチーハウス東京の相席も、PAX Coworkingは、食べる、寝る、働く、遊ぶといった日常の中に旅的要素を仕掛けて「つながり」の場を演出するという共通項を持っています。


本件に関するお問い合わせ、取材のお申込みは
株式会社 旅と平和
担当: 佐谷恭
http://pieceofpeace.org/
080-3700-8900
03-6318-7157