2010年4月12日

手食

10日、土曜日。手食関連の大規模なイベントを開催した。参加者は40人弱。ロハス雑誌『ソトコト』の取材も入った。手食を特集する5月1日発売号が楽しみだ!

カレーをランチで提供しようと思って手食のアイデアを思いついてから約半年。たくさんの人に体験してもらう中で、予想をはるかに上回る好意的なメッセージをたくさん頂戴し、日本手食協会を設立することになった。

協会設立の理由はさまざまあるが、手食を一店舗単位の"ちょっとした体験"にとどめておきたくなかったのがその大きなものだ。手で食べることによってたくさんのことに思いを馳せる。日本人誰もが手食をする世界を夢見ているわけではないし、毎日手食せよと主張するわけでもない。しかし、食べ方の一つとして手食を知り、いつも使っている"ガジェット"を手放してみるのは楽しいものだ。

手食はパクチーハウスの"冗談"ではなく、パクチーハウスからの一つの提案である。協会を設立するとすぐにたくさんのメディアが問い合わせをくれ、そのうちのいくつかは取材に来てくれた。体験者の言葉がいろいろな形で伝わるのは、嬉しいことだ。また、どこまで実現できるかはわからないが、いろいろな地方でも手食イベント開催を希望する旨を連絡いただいている。「ブーム」にしようとは思わないが、注目されるムーブメントぐらいには育てたい。

イベントをしたり、店に来てくれる多くの人と手食をすることで、僕も手食からいろいろな刺激を受けている。カレーを手で食べる行為にはずいぶん慣れたが、何年も食べている「ぐちゃぐちゃが美味しい皮蛋豆腐」が手食によってこれほど味の印象が変わるとは驚いたし、自然卵の黄身の触感が気持ち良すぎることはこれまで想像すらしなかった。また、パクチー嫌いのお客様が、「手食ならパクチーがいくらでも食べられる!」と言ったことは、手食の可能性の奥深さを表しているのかもしれない。

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手食パーティの様子