2010年4月30日

2010年4月の読書記録

●K・ブランチャード『1分間顧客サービス―熱狂的ファンをつくる3つの秘訣』(ダイヤモンド社、1994)
顧客を満足させるだけでなく熱狂させる。パクチー"狂"会から始まっているパクチーハウスはもちろん「熱狂」が目的なのであるが、この本を参考にどんどん改善していきたい。毎日毎日一つ余分に実行せよ!

●小泉武夫『くさいはうまい』(毎日新聞社、2003)
素晴しい本。発酵食品を開発してきた人類はすごい。そして、こんなに素晴らしい叡智を利用せずに食をないがしろにしていることは罪だといえる。食文化は多様性を持ち続けるべきで、「いつでもどこでも同じ味」というのには異議を唱えるべき。いろいろな食文化を学びながら、地域にあったものを自作するのが楽しい。

●日下公人『大人の国のための戦争学―日本人が知っておきたいこと』(PHP出版、2004)
人口論と戦争の関係について述べたくだりが興味深かった。明快な論調で日本人の平和や戦争に対する思考停止に警鐘を鳴らす。

●佐々木俊尚『ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術』(宝島社、2010)
ネットを活用したセルフブランディングについて分かりやすくまとめられている。やっているひとにとっては至極当たり前のことなのだが、各種サービスの活用法も載っているので一読して損はない。エゴサーチって単語は何とかならないか。もっといい用語を求む。

●三浦由紀江『1年で駅弁売上を5000万アップさせたパート主婦が明かす奇跡のサービス』(ダイヤモンド社、2009)
パートから初めて大宮駅所長にまでなった方の振り返り。どんな仕事でも「楽しむ」姿勢が、よりやりがいと責任ある仕事を呼ぶという好例だ。どんな仕事でもルーチンだと思って手を抜く人は多いが、その発想を変えるだけで相当仕事ができるようになる。相手の視点に立って仕事をするかどうか。楽しさの鍵はそこにある。

●松村劭『戦争学』(文藝春秋、1998)
古代からの戦争について分かりやすくまとめられている。ビジネスに通じるという意見には同意しようと思わないが、やり方によっては応用できるだろう。

●デヴィッド・バック『自動的に大金持ちになる方法 オートマチック・ミリオネア』(白夜書房、2004)
予算を組み、計画どおりに実行できない人間の性に頼らず、自動的にお金を貯めていく仕組みづくりのための本。何気なく買ってしまうジュースなどの気づかぬ浪費を抑えるかどうかで人生が変わるとか。住宅ローンの返済に関する記述は参考になった。

●Rachel Halstead、Struan Reid『Everyday Life In The Ancient World: Learn About Homes, Houses And What Food The Romans,Celts, Egyptians And Other People Of The Past Used To Eat』(Southwater Pub、2009)
古代の文化について知ってみようと思ってぱらぱらめくってみた。興味深い記述がある反面、"オニギリ"についてのページを見て、なんだか情報の危うさを感じた。

●ジェフ・M・ブラウン『ジョニー君のレモネード屋台』(バジリコ、2006)
子ども向けという触れ込みでビジネスについて網羅的に解説している。子供が最後まで読めるか?起業しようという人が参考にしてもいいと思う。事業売却やフランチャイズなどのことまでも書かれているのが子供らしくない気がするが、北米ではそんなもんなのかな?


⇒過去の記録:
10 年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|321
09年|121110987654321
08年|121110987654321
07年|121110987654321

2010年4月29日

アントレ/トーキョー野菜酒場

記事紹介。

リクルート『アントレ』で、これまでの業績を大公開。売上が増えれば経費もかかるわけで、また、突発的に売り上げが上がると利益率が一時的に上がるが、どこかにムリが出る、というのがこれまでの経験。コンサルの方がコメントをくださっている。

学研パブリッシング『トーキョー野菜酒場』では、看板娘として、うっしぃさんと玲ちゃんが登場。

アントレは2年連続で6月号の表紙を飾りました~。

2010年4月28日

命名: 和(のどか)

生命の誕生の瞬間に立ち会い、
感動した
初めて見たその顔は
産道を通って来たばかりとは思えない穏やかな様子
のびのびと過ごしてほしい
春の陽ざしのように穏やかに人生を送ってほしい



ハーモニー、ピース、バランス。そして「日本」を表すを、美紀と恭の間に生まれた2人目の新しい命の名前に選んだ。読み方は「のどか」。

子どもたちが生きる環境が、穏やかであってほしい。健やかにのびのびと育ってほしい。「和」の持ついくつかの読み方のなかから「のどか」を選んだのは、そういう意味合い。この子の誕生を、親としては春の陽気のように感じたから。

慧のときのように、抱き上げたときの(初めての)緊張感はない。赤子を抱きあげるのは、前よりはずいぶん慣れている。しばらくつぶったままの目を見ながら、子どものために親がなすべきことに思いを馳せた。日本人として生まれ、日本人として世界を素晴らしい場所に変えていきたい。自分のため、子らのため、そしてずっと続く未来の世代のため。和(のどか)はそんな思いと、理想とする状態を併せ持つ言葉だ。

2010年4月27日

開業計画書と現状

2010年4月27日飛部会発表資料
佐谷恭

1.開業計画書の発表
 (飛部会では発表しますが、ボリュームがありすぎるためここへの掲載は割愛します。ご覧になりたい方は個別にKyo paxiまでご連絡をください)

2.開業計画書と実際の経営状況について

・売上と利益について
 売上高に関しては、当初思い描いた数値を上回る状況になっている。ただし、当然人件費その他の費用も予想をはるかに上回っており、利益を安定化させるためにまだすべきことがたくさん残っている。飲食店のノウハウ本や経営書を読んで割り出した売上予測は、単純な数字の掛け算にならざるをえないが(席数×回転数×客単価 など)、実際に経営を始めると変わってくる。とくに、お客さんの動きをよく見ていると、空間の使い方によっては無限にのびる可能性があるのだと感じた。
 パクチーハウスで言うと、定休日をなくしたりランチ営業を始めたことはもちろん伸びしろになるが、相席の徹底や交流を促すための立ち飲みスペースは、顧客満足度を上げつつ店の業績を上げることにもつながっている。

・顧客層について
 計画書上は、パクチー好き(狂会員)のほか、子連れ旅行者(tabiiku)、NGOや社会起業家を主なターゲットに設定した(PieceOfPeaceプラザ)。パクチー好きには「聖地」と表現されることもあり、メディア戦略が奏功したため、裾野を広げつつ集客には成功していると思う。一方で、その他の集客についてはまだまだ改善の余地がある。これらは今後別事業を立ち上げながら、人の流れを創っていきたい。
 また、開業前から僕の考えに賛同して下さる方に株主として出資をしていただいた。株主に交流の中心となって店のコンセプトを率いてもらうつもりでいたのだが、今のところまだあまり実現できていない。株主にもっと自身の考え方を伝えつつ、頻繁に足を運んでもらえるような仕組みを作れば、ものすごくいいコミュニティの発生源となると思う。
 そして、予想以上に女性が多い。75%以上が女性客。僕が飲み会を企画すると「男が集まる」と言われていたので意外だが、現代女性の行動力と特性(目的来店)でこのような結果になっている。本来的にはスタッフと同世代(25~45歳ぐらい)の男女を中心層にするつもりだった。ビジネス上で最も活躍するこの世代を活気づけるのが目的の一つであるので、今足りていない顧客層(男性)を集める仕組みづくり(別店舗の立ち上げを含む)を早急に行いたい。

・IT戦略
 ブログやSNSをまあまあ有効に使えている。また、開業時はまったく流行っていなかったtwitterも、時代の流れの中でうまく取り込むことができた。しかし、使ってはいるものの、実は行き当たりばったり的であり、中期的・長期的にIT戦略を考える必要がある。特に、他のサービスを始めたら、互いの関連性をうまくITで表現できるかどうかがカギとなる。ITに強い飲食店はほとんどないので、常に最先端のものを利用し、トレンドに乗るだけではなく、トレンドを作る店であり続けたい。スタッフが自然な形でアウトプットできるように、ITスキルとネット上でのセンスを高めたい。

・地域との取り組み
 開業寸前に地域とビジネスをつなぐNPOカプラーの副理事長に就任し、これをもとに地域に関わるつもりだったが、実態は半年に1回程度しか顔を出せず。しかし、一方で所属する経堂・農大通り商店街の人材不足という幸運もあり、開業2年目から理事を務めさせていただいたり、近所の数店舗と「経堂二重丸」というゴールデンウィーク企画を開催したりして、少しずつ結びつきを深めている。
 経堂は「個人店」が「地域」の中でいかに生きるかを考える意識の高い経営者が多く、店舗間の連携をとりやすい。企画力と実行にかける労力が不足気味だが、「経堂ビアガーデン」など簡単に実行できながら面白い企画をとにかく続けていきたい。
 


--------------------------------------------
飛部会のUST配信につきまして、本日は機材と会場の都合から生中継が難しそうです。前回も条件悪く、画質がかなり悪かったようです。ご期待下さっている 皆様すみません。資料のみ掲載させていただきます。

2010年4月25日

第3回経堂二重丸スタート

今年も経堂二重丸が始まった。負担をかけず(ゆるく)しかし着実に街を発展させるという目的で2年前に立ちあげたイベント。開催期間が決まっているにもかかわらず、準備不足で毎年臨んでいる。

きちんとした会合を持ったのは、今月になってからだった。参加店舗と最初から参加して下さっているアーティストの方々と話し、誰が出れそうで、どこの店が参加してくれるかをなんとなくリストアップ。そしてゆるやかに動き始めた。

娘の出産を控えていたこともあり、実はほとんど何もできず...。でも、既参加アーティストも、初めてのアーティストも「ゆるいけどとにかく作ろうよ」というのに呼応してくれ、期間中になんとか形になりそうな感じになってきた。

僕が本格的に動き始めたのは、開始日の昨日。それまでにメーリングリストを作り、ウェブでの告知に反応してきた方々にゆるさを伝える作業はしたのだが、実際それしかできなかった。昨日になりようやくいくつかの店舗を回り、初めて参加する人数名と話し、ようやく形になりそうだと思った。

経堂には本当に面白い人がたくさんいる。経堂二重丸に参加表明してくれた方はもちろん、その方々から周辺の人のことを聞くと、驚くほど世界が広がる。でも、まだそういう人たち同士が有効につながっていない。「経堂二重丸」はゆっくりと、そういう人たちがつながる場を提供できればと思う。

とりあえず、オープニングパーティをするのは、それを加速したいから。本日、午後6時開場です。みなさまお越しください。
http://paxihouse.com/index.php?itemid=1531

初年度、最終日に打ち上げパーティをやった。しかし、そこで初めて出会っても、参加者同士の交流を「続ける」ことは難しいと思った。オープニングで交流することで、これから何が起こるかそれぞれで考え(なんていい加減な主催者だ、笑)、そこで生まれた話が期間が終わる2週間後までにアートとしてカタチになれば嬉しい。ひとりでも多くの人が経堂をウロツクことで、その確率は高まる。

2010年4月23日

女児誕生

4月22日午後9時41分、我が家に2人目の子どもが生まれました。出生時の身長50cm、体重3056g。陣痛から約18時間。途中から立ち会いましたが、長い時間、妻に頑張ってもらいました。

一言で言うと、子どもを産む女性のすごさと、横でウロウロするしかない男の無力さを感じた。頭の中ではわかっていても、子どもが出てくる過程は想像を超える素晴らしさ。一人目のときに、生まれたあとに抱いたときは「なんて小さいんだろう」と思ったが、今回妻から出てきた新しい命を見て「なんて大きいんだろう」と思った。抱きかかえてみると、やっぱり小さくて、守ってやらねばと思うのだが、出てきた瞬間の存在の大きさに驚いた。

出産をする妻を見ていて、自分がこれまでしてきたことはなんて甘チャンなんだろうと思った。娘の誕生を機に、よりアクティブでチャレンジングに動けるようになりたい。

20100422.jpg

PS 誕生の報告をtwitterでつぶやいたところ、約1時間で400件ものお祝いメッセージが届いた。多くは会ったことのない人からのもの。twitterのすごさと不思議さを感じた。

2010年4月20日

慧、お兄ちゃんへ

第二子出産のため、昨日妻が日赤に入った。息子・慧としては、初めて(!)母と離れて眠る日だった。

日赤で母と別れる時「バイバイ」とあっさりだったらしい。その後家で食事していても、いつもどおり振る舞っていた。1か月前ぐらいから「赤ちゃんが生まれる時には、お母さんしばらく外に泊まるからね」と言っていたのをしっかり理解していたようだ。お母さんいないならお父さんと寝るよというような感じだった。

昨夜、布団に入るまではそんな感じ。

しかし、布団に入った後、寂しくなったらしい。「甲高い声で寂しいよ~」と繰り返し、途中から「寂し過ぎる」に変わった。そんな表現も知っているんだと関心しつつ、なだめた。1時間半ほどの間に2度"母さん"に電話したが、話していると寂しさが募るようで、ますます泣いた。

さらに30分。ついに泣きつかれたようだ。眠りに落ちた。


そして、朝。

書斎で仕事をしてると「お父ぅさぁん~!!!」。起きたときに誰かがいないと心細いようだが、母親が家にはいないことを分かっての発言だと思う。息子にとっては大きな経験だったのだろうか。それを乗り越えたことで、大きく成長するのかな。

あと数日以内には生まれると思う。待ち遠しい。

2010年4月18日

Kyodo 樽 story

メルマガを読んでくださっている方はご存じのとおり、「Kyodo 樽 story」という連載を始めた。株式会社ビーナイスの杉田さんの勧めで始めたもの。すでに、パクチーハウスのメルマガ内の「ぱくぱく日和」でパクチーハウスで起こる交流について書いているのだが、特に樽(Public'S'peace)に特化して書くつもりだ。

ビーナイスが持っている連載に千葉美鈴さんという作家さんの「NEWYORK L STORY」というのがあるのだが、それを文字ったものでもある。ご案を受けたときは恐縮だったが、杉田さんに何らかのアドバイスをもらいながら(いや、基本的にメルマガに載せる前に編集とかないんですが、長期的に...)書けるのは楽しそうだなと思って。

と思ったら、昨日の樽は盛り上がったな。

内装工事をしてくださった三協建設の村杉社長が開店前から来パクしてくれたと思ったら、昨年末からよく来てくれる@ueda51くんが後輩の学生を連れて樽目当てでやってきた。就職活動の相談に乗ったりしつつも、雰囲気を楽しんでくれ、ほかのお客さんと楽しそうにしてくれた。

そんな日は、ほかにも素敵なことが起こるようで、一人で大阪から来てくれた女性と話していたら、パクチー狂会時代から知っているという"長い付き合いの"方だったし、人生の約半分を経堂で過ごしているハーフの方が、周囲を盛り上げたり。

場があり、そこに役者がいることが必要。場はなんとか作っているので、役者が理想的なふるまいを自然にできるような環境を作りたい。そのために必須ことに、実は店を人であふれさせることも含まれる。人と人とがぶるかるエネルギー。お互い気を遣い合うことで始まる会話。

こういうのは週末だけおこればいいものじゃない。樽は、いつでもそれが可能になるための起爆剤として機能させたい。


メルマガ購読・解除
 

2010年4月15日

ツイトーーク: 坂田誠×佐谷恭

パクチーハウス東京で対談をしました。twitterと交流する飲食店、手食などについて。USTREAMで生中継をしたのですが、アーカイブされていますのでここに公開します。




立ち飲みスタイルの店舗内店舗「Public'S'peace」の使い方としては非常に面白いかなと思いました。いろいろな人を招いて放送できればと考えています。通常営業中に行うのがポイント。ネットなどで"交流する飲食店"のことをこれまでも伝えようとはしてきましたが、店のポリシーなどについて直接語っていれば、間違いなく伝わる気もします。

語りたい方、聞きたいことがある方は、今すぐご連絡をください!

2010年4月13日

パクチーハウスから対談生中継(14日午後6時~)

中部地方のコンサルタントで、twitterやUstream絡みでかなり実績のあるそうな坂田誠氏(ヒューマネット専務、@nyattta)が、14日パクチーハウスに来てくれます。ピーポーズ今泉大輔氏(@dimaizum)がアレンジして下さいました。

「Ustreamを使ってTwitter関連の著名人と対談する」ことを最近繰り返しているそうで、その合間に僕をネタとして取り上げてくださるそうです。僕の場合Twitterをなんとなく使っているだけなので、どうなるか分からないですが、30分思いついたことを話そうと思います。

18時から生中継。以下のアドレスで見られるようです。
http://www.ustream.tv/channel/tipsjp

余裕があったら僕のiPhoneでも配信しようかな。確実じゃないけど、もしするとしたらこれです。
http://www.ustream.tv/channel/kyopaxi

19時から交流会です。坂田誠さんが手品を披露して下さるそうです。参加表明されている方が数人いますが、twitter界では名の通っていそうな人ですのでお会いするのが楽しみ。

また、たまたまですが、明日@ywashizuさんも数名で来パク予定。下関から僕に会いに来て下さる方もいるようなので、ビジネス系交流パーティになるかもしれません。予約席すでに埋まっていますが、立ち飲みスペースもあり何とでもなるので、カオス好きな人はどうぞ!

2010年4月12日

手食

10日、土曜日。手食関連の大規模なイベントを開催した。参加者は40人弱。ロハス雑誌『ソトコト』の取材も入った。手食を特集する5月1日発売号が楽しみだ!

カレーをランチで提供しようと思って手食のアイデアを思いついてから約半年。たくさんの人に体験してもらう中で、予想をはるかに上回る好意的なメッセージをたくさん頂戴し、日本手食協会を設立することになった。

協会設立の理由はさまざまあるが、手食を一店舗単位の"ちょっとした体験"にとどめておきたくなかったのがその大きなものだ。手で食べることによってたくさんのことに思いを馳せる。日本人誰もが手食をする世界を夢見ているわけではないし、毎日手食せよと主張するわけでもない。しかし、食べ方の一つとして手食を知り、いつも使っている"ガジェット"を手放してみるのは楽しいものだ。

手食はパクチーハウスの"冗談"ではなく、パクチーハウスからの一つの提案である。協会を設立するとすぐにたくさんのメディアが問い合わせをくれ、そのうちのいくつかは取材に来てくれた。体験者の言葉がいろいろな形で伝わるのは、嬉しいことだ。また、どこまで実現できるかはわからないが、いろいろな地方でも手食イベント開催を希望する旨を連絡いただいている。「ブーム」にしようとは思わないが、注目されるムーブメントぐらいには育てたい。

イベントをしたり、店に来てくれる多くの人と手食をすることで、僕も手食からいろいろな刺激を受けている。カレーを手で食べる行為にはずいぶん慣れたが、何年も食べている「ぐちゃぐちゃが美味しい皮蛋豆腐」が手食によってこれほど味の印象が変わるとは驚いたし、自然卵の黄身の触感が気持ち良すぎることはこれまで想像すらしなかった。また、パクチー嫌いのお客様が、「手食ならパクチーがいくらでも食べられる!」と言ったことは、手食の可能性の奥深さを表しているのかもしれない。

teshoku.jpg
手食パーティの様子

2010年4月 9日

朝5時に集まってビールを飲む会 #asabeer

昨年11月から「地球を救うカレーライス」を始め、その開始と同時に「昼ビール普及委員会」を発足させました。昼ビール率、平日にもかかわらず4割前後で推移しており、まずまずの成果を残しています。

というところで「昼ビールはもう時代遅れ。今や朝ビールの時代」というつぶやきが、twitter上に。

というわけで、決まりました。11日朝5時集合のビール会。みなさま、ふるってご参加ください。

ちなみにの会は"朝"ビールの会ですので、夜が終わっていない方はご参加いただけません。また、始発前ということで、ランニングで参加することが必須となります。まだ夜の続いている居酒屋にさっそうと入り込み、さわやかな空気を生みだすことを目的としています。なお、解散は午前6時。7時には家族の元へ帰り、日曜日をスタートさせるのです。

今回は発起人の3人からの距離がちょうど同じぐらいだと思われる、三軒茶屋にて開催いたします。ご興味ある方は集合場所を教えますので、ご連絡ください。(@paxi: http://twitter.com/paxi

まぐまぐオフィス訪問

10年以上前からすぐ近くにあったはずの縁が最近つながった。出会うべきヒト・モノ・コトとはいつか必ず出会うのだという話があるが、そのタイミングも神がかり的だと思う。

で、昨日"まぐまぐ"の東京オフィスを訪れた。入った瞬間、かなりの衝撃を受けた。滞在した約1時間、ずっと脳みそをかき回されていたような気がした。面白法人カヤックもかなりのものだが、同社を訪れた時は「面白い!」と思い、まぐまぐでは「すごい!」と感じた。

人と人とをつなぐ場所としてのパクチーハウスをもっと発展させたい。そして人の行為としてのビジネスとビジネスをつなぐ場所を現在構想中。そんなタイミングで大いにヒントを得た。

さぁ、そのためにしている交渉が現在先方からの返事待ち、というかたちで停滞しているので、そろそろきちんと進めたいな。

2010年4月 3日

交流しない人がいない飲食店

毎年恒例の花見まであと12時間。今回13回目。ついに干支で一回りしたのか。社会人になってから12年過ぎたということだ。社会人らしいタイミングは非常に少ない気もするが、まぁいいか。

いろいろ思うことあり、2日間だけだが、花見の勧誘のため直接営業をしてみた。限られた時間に会えた人だけだが、ほぼすべての人と話をしてみて、非常に充実した時間が過ごせた。

改めて気づかされたことは、

・パクチーハウスで多くのイベントをしていることを知らない人は多い。そして、知らないのは関心がないためではなく、ただ知らない。そして、話をすると多くの人が面白そうだと笑顔になる。
・多くのイベントをしているのを知っている人も、自分の関心の範囲だと捉えていないケースが多々ある。イベントを開催している意味を語りかけることで、大きく心を動かすことができる。
・店の人がしゃべりかけると喜んでくれる。

という3つのこと。

思えば、オープン当初、来パクした方全員と話ができるかどうかといつも思っていたものだ。今でもちょくちょくお客さんと話はするのだが、店にいないことも多く、割合はかなり減ってしまっていた。

スタッフに多くを任せている。そして、「交流する飲食店」や「相席」がメディアに並び、そういう雰囲気ができてきたよなと思いこもうとしていた。でも、実は、まだまだ一部にすぎない。そういう店であることに気づかずに来て、知らぬまま帰る人がいるのだ。

先日、スタッフから聞いた話で、一人で黙々と食事を食べていて、帰り際に「交流が起きませんでした。普通のレストランと一緒です」とおっしゃったお客さまがいたそうだ。そのときは状況も分からなかったし、自分から何もしないと難しいですよねとつぶやかれ「まあね」と同調したが、それは僕のコンセプトからすると間違った考えだったと思う。

僕が思い描いているイメージ。それは、誰もが自然に話をしている店内の様子。相席や、隣のテーブルと声を掛け合うのはもちろん、遠くの方で旅の写真を見せあっている人がいれば、近づいて行ったり。レストランにおける振舞いの常識を崩す、文化の変化が必要だ。いくつかの仕掛けも必要であろう。でも、それがオープン前に思い描いていたことであり、今でもそれを目指しており、夢物語でなく現実に起こりうることだ。

交流する飲食店とは、「交流することができる」のではなく、「交流しない人がいない」飲食店である。

カタリストはそれを促進する人である。まずは店側がそれを用意して(スタッフがカタリストになるということ)、いずれはお客さんのうちの何人もがカタリストになっていく。

今のところ、上に描いたイメージは僕だけが持っているのだろう。お客さんとの会話の中で、伝えきれていないことが多くあることに気づいた。そして、最近起こったさまざまな事象を分析すると、スタッフにも「伝えたつもり」になっていることがあるのだと思う。だから行動が必ずしも伴わない。

チーフカタリストとしての仕事を、どのようにすべきか、非常に迷っていた。しかし、この度イメージを改めて明確に思い描くことで、再び見えてきたものがある。それを実行して、スタッフとお客さんからエネルギーをいただきながら、僕の頭の中にまだ閉じこもっていることを、パクチーハウス東京の店内に表現したいと思う。

パクチーハウス東京は、日本パクチー狂会という「狂った」コミュニティから派生してできたものだ。パクチー協会では断じてないし、お客さんと接する人が「型リスト」ではいけない。クレイジーにならないと。そのために、チーフカタリストの僕がもっともクレイジーな人間として、店を"荒らす"。

さぁ、花見だ!

2010年4月 1日

パクチー完全無料化宣言

まず最初に、ウソではありません。(エイプリルフールのため)

本日2010年4月1日、パクチーは完全に無料となりました。日本パクチー狂会の旗揚げから約5年。ついにやってやりましたよ~。

paxi_free.jpg

日本パクチー狂会を立ち上げ、パクチーの普及に尽力しています。「あまり売っていない」という声に応え、パクチーの種を無料で配布(パクチー銀行が貸付=返済の義務はなし)したのがその始まりでした。

パクチー価格が一向に下がらないことに業をにやして、「パクチーは高くても買う」という活動を繰り返していたこともありました。スーパーなどの仕入れ担当者に直接交渉し、買い占めることによってニーズを演出です。多くのスーパーで値段交渉が有効に機能しました。

いろいろな流れがあり、パクチーハウス東京を立ち上げることになり、基本的な「お約束」として始めたのが「追パク(パクチー追加)」の無料化。「パクチーを薬味から主役へ」とその地位を引き上げつつ、誰にでもアクセス可能にしたいとの思いからでした。

パクチーの種を直接渡す場合はよいのですが、直接取りに来れない方には、送料をご負担いただいていました。

「無料」といいつつ、往(80円)復(120円)の送料をご負担いただくのが心苦しかったです。こればっかりは仕方がないとは思っていたのですが...。3月のある日、ふととんでもないことを思いついてしまいました。

「送料をこちらで持てばいいじゃないか!」

これで万事解決。どれだけ多くの方からお申込みがあるかはわかりません。しかし、パクチーの種がある限り、送り続けたいと思います。




以下、いくつか条件はあります。最初の2つ以外は、受け取った方の自主性にお任せ致します。
・送付先の登録には、パクチー麺とパクチーグッズの通販サイト(paxi.mn)を利用してください
・送付できるのは国内のみとします
・ご自分で栽培される方のみに送ります。転売や譲渡は禁じます
・日本パクチー狂会(paxi.jp)に会員登録して下さい(お願い)
・そして、栽培の様子やレシピなどを、投稿してください(お願い)
・いつか、パクチーハウス東京(paxihouse.com)に遊びに来てください


パクチーの種を申し込む!
(少し準備に手間取っていますので、発送まで10日ほどかかる可能性があります)
(パクチー完全無料化に伴い、パクチー麺のキャンペーンも行います)