2010年2月28日

2010年2月の読書記録

●河名秀郎『自然の野菜は腐らない』(朝日出版社、2009)
ナチュラル・ハーモニー代表の方の本。単純に、自然=善、人工=悪と二分法で論じるのではなく、自らの体験から感じた自然栽培の価値を論じた一冊。説得力あり、実行しようと思える。有機栽培にもいろいろな幅があることや、漢方薬の盲目的な信仰の危うさなども述べられており、非常に勉強になった。

●マイケル・ルボーフ『お客様の心をつかむ真実の瞬間―驚異の売上げを達成する10の秘訣』(ダイヤモンド社、2003)
顧客に長い時間向き合うのが理想であり、目指すところでもあるが、一瞬のコミュニケーションがほとんどの評価を決める。その一瞬の重要性を説いた本。ビジネスのあらゆる面で応用しなければならない項目が並べられている。

●ヤン・カールソン『真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか』(ダイヤモンド社、1990)
顧客と向き合う最初の15秒という「真実の瞬間」を真に有効利用するために、権限を大幅移譲して成功した経営者ヤン・カールソンの回想録。経営者のマインドとして学ぶべきことがらが、実際の事例とともに分かりやすく書かれている。

●嵯峨生馬『地域通貨』(日本放送出版協会、2004)
前から気になっていた本だが、著者に会えるかもしれないということで読んだ。地域通貨について漠然としっていることが整理された感じ。新幹線でこの本を読み、嵯峨さんがいる場所へ着いたとき、ちょうどすれ違いで帰られていたのが残念。でも会うならもっと勉強してからということかも。

●平野友康『旅する会社―デジタルステージ代表平野友康のすごいソフトウェア開発』(アスキー、2007)
タイトルに惹かれ読み始めたのだが、仕事を進めるにあたって社会への関心の持ち方が素敵。世間とのズレを常に意識した素晴らしい経営者であり、僕が定義する旅人にピッタリな方だと思った。読後、twitterで連絡が取れたのもうれしい。この会社にひけをとらない組織を作って、直接会話する日を楽しみにしている。

●端河光二『ファミレスのメニューは3秒で決めろ』(グラフ社、2007)
直感をいかに生かすか。本を読んでそうした思考回路を身に着けるのは至難の業と思うが、成功する人の思考回路をよくぞ言葉にしたとは思う。


⇒過去の記録:
10年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|3|2|1
09年|121110987654321
08年|121110987654321
07年|121110987654321

2010年2月26日

ランナーの会

@_samsulさんの企画によるランナーの会がパクチーハウス東京で行われた。マラソンはブームでもあるが、体調に気遣う必要性を感じる35歳前後はますます関心を持つのだろう。面白いメンバーが約20人集まった。

100キロマラソンを何度も完走している方の話を聞いた。走り方、心の成長etc...成し遂げる人はすごい。中でも印象深かったのは、

「業績不振でフルマラソンを始め、上場を機に100kmにチャレンジした」

新しいことを始めるにはなにか別のきっかけもあるということでもあると思う。時間がなくなり、余裕がなくなりそうな時期に心の転換ができるからこそだろう。偉業はそうして生まれるのか。

この方にスピーチしてもらう前、店にいる人たちに会のことを紹介して呼びかけたのだが、たまたますぐ近くにいたグループが、隣駅・千歳船橋周辺でマラソンをしているグループだった。しかも、うち2人が東京マラソンに出場するとのことで、偶然ながらもまたいつものように不思議な縁でつながる状況を楽しんだ。さぁ、暖かくなってきたから僕もウォーキングからジョギングに切り替えよう。

2010年2月24日

乾杯のために

ナチュラルハーモニーの代表・河名秀郎さんの話を聞きに越谷レイクタウンまで行ってきた。当人の活動は地球を救う手食オーガニックカレーライスの立ち上げをしている最中に知ったのだが、つい先日『自然の野菜は腐らない』という本を読み、ますます興味を覚えた。。

有機栽培はいいものだと思い、オーガニックカレーライスを広めたいと考えた。しかし、つきつめていくと定義があいまいだし、「有機JAS」がつけられた商品の中には、作り方を知ると食べたくなくなるものもあり、たいそう驚いた。選ぶにあたっての基準を自分なりに作る必要はあるが、情報を集めれば集めるほど分からなくなると感じていた。

河名さんの話は、非常に説得力のあるものだった。どこかの自然食品屋さんみたいに不健康な顔をしていないし、「自然⇔反自然」という観点から分かりやすく話をしてくれた。肥料を使わない自然栽培にはとても興味を覚える。肥料がないと育たない、連作すると障害が出るという現代農業の"常識"は、自然界には当てはまりにくい。何年でも果樹は実をつけるし、野の草は連作する。また、無農薬の種なしブドウとか、オーガニックのサプリメントなどの中途半端な商品も一刀両断。話に引き付けられた。

先日京都で出会い、その足で東京まで来てくれた谷野さんも、化学調味料をできるだけ身体に入れない努力をするだけで、味覚が研ぎ澄まされるという話をしていた。「健康のために」という言葉はあまり好きではないが、「おいしく、楽しく」食べ続けるために、自分たちの食のあり方を考えるべきであるなと強く感じた。

世界の多くの"乾杯の音頭"は、「健康のために」という意味を含むと聞いたことがある。もうすぐ35歳の僕は、乾杯を続けるためにいろいろ始めたいなと思う。これは個人的な話であり、かつ、事業化の中にも発想を取り入れていくということだ。


【告知】3月7日に、毎年恒例の誕生日パーティをします。パクチーハウス東京にて。来てね。

2010年2月23日

行動力・実行力

京都を中心とする3日間の旅。チャンスは無限大だと改めて感じたよい出会いがたくさんあった。

書き始めるときりがなさそうなので、概要はつぶやき(2/20-22)で。

もっとも衝撃的な出会いは京都と大阪の府境にあるうどん屋の店主との出会い。半年ほど前、『ぱくぱく!パクチー』を買ってくださった方が、日本パクチー狂会のサイトを通じて僕に連絡をくれた。一方で、うどん屋の店主に本を渡してくれ、できた縁だ。親友の結婚を祝うため、久しぶりに京都を訪れることを決めた。ようやくチャンスが巡って来た。

パクチー関連の一連の流れを面白がってくれ、パクチー料理を作ってくれるという話になった。面白い人と挨拶をして接点ができるだけでもよかったのだが、開店前の朝10時から、3日前から準備したというパクチー料理を19品頂いた。これだけですでに感激。

紹介者が、途中で仕事に出かけたので、それからいろいろしゃべっていた。「今度行きます」という話から、「今日も店に戻りますか」との質問。そして「じゃあ、今日行きます」という展開に。話をしながら「まさか」と思ったが、僕の2時間後の新幹線で来パクすることを決めてくださった。

6時半に店で再会したときは感動した。この動きの良さにはあこがれる。そしてしばらくパクチーハウスのパクチー料理を食べてもらった後、夜更けまでこれまでのヒストリーや経営哲学を聞いて、行動力・実行力の強さがその人の魅力的な人生を作ってるのだとつくづく感じた。本100冊分以上の価値のある話だったなぁ。経営や考え方に関するアドバイスもたくさんいただき、感謝。

また、驚きも。僕が京都のうどん屋を出た10分後に、近所の飲食店仲間が来店したそうだ。カウンターに置かれた僕の名刺を見て「飛部会に入りたいと思っていたんですよ!」と言っていたとのこと。なぜか全く無名のはずの会のことを知っていてくれてうれしい。しかも会社名(旅と平和)だけを見て飛部会を連想してくれたとのことで、ネットの情報発信の価値を感じた。飛部会は今のところ直接会うスタイルしかないのだが、ネット生中継を始めるタイミングで遠隔地の経営者から声がかかるというのは面白い兆候かもしれない。このうどん屋の店主も、若き頃勉強会に参加して飲み語っていた中に、今の東証一部企業を作った人もいるというし。

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2010年2月20日

慧、3歳

誕生日の前日、パクチーハウスでディナーして、パクリームつきのケーキを出してもらった。自分が祝われているとすぐに気づき、満面の笑みを浮かべる姿を見てその成長を嬉しく思った。

ディズニーランドはまだ少し早かったか。ディズニーランドでキャラクターに遭遇したときより、帰りの東京駅で歩いているときの方が大笑いしてたな。まぁ、キャラクターものが必ずしも好きになるわけじゃないしね。

慧ももうすぐお兄ちゃんになるんだなー。自覚はあるか? 誕生日の夜に再び論語を学ぶことを約束。今度こそ!

2010年2月17日

個人飲食店成功の秘訣をダダ漏れ

飛ぶ飲食店経営者の会(飛部会)という名の勉強会を、同じような立場にある経営者仲間と昨年夏から月一程度で開催している。

飲食店経営の本は成功事例に関するものや立ちあげたことのない人によるもっともらしい本は多いが、開業までのそれぞれのステージで取るべき指針や開業してつまずいたときにどう方向修正していくかなどというマイナーな事例がほとんどない。たいていの本は読み終えると「すごい」とは思うのだが、自分の行動の決め手とはしにくかったり...。一方で、飛部会のように同業者同士で交わすなにげない会話は、同じステージにある者にとってすごくためになる。

ここ数回、それぞれの体験談をシェアしたり、個々の課題にアドバイスし合ったりしていた。そして、ようやく、会の方針めいたものが固まってきた。

目標の一つは、議論した内容を本にして出版すること。数店舗以下の小規模経営では難しい情報発信をこのグループで協力してやっていきたい。そして、その情報が個人店や開業希望者の役に立ち、志高い飲食店が増えていくことを希望する。

この目標を実現するため、来月から体系だてて議論していくことに決めた。そしてその議論をすべてネットで生中継する。つまり、出版に至る前でも、多くの人に使えるノウハウやターニングポイント、失敗を乗り越えた事例などを見てもらえる。初回放送は3月30日の予定。

今すでに飲食店を経営している人、これから開業したい人で、興味のある方はメンバーに何らかの形でアプローチして下さい。入会は各メンバーからの紹介制を取っています。また、ボランティアとしてこのプロジェクトに技術的に協力していただける方、この動きに興味のある出版・メディア関係者の方はお早めに連絡をください。


飛ぶ飲食店経営者の会(飛部会) 会長 佐谷恭(パクチーハウス東京
岩城健太郎(2010年6月開業予定)
新海宗昭(調布・居酒屋ぽくぽく
カズ(三軒茶屋・おでん和楽志
大場健志(渋谷・bar cacoi

twitter活用昼の会

もっとパーティを!

人と人とが知り合い、意見をぶつけ、知恵や体験を共有する。パクチーハウスをそういう場にしたい。

2009年、37回のパーティを開催。2010年も同様か、それ以上のペースで開催中である。そして、それとは別に、"小さなパーティ"を展開していきたい。

昨年11月に、月-金のランチ業態として始めた「地球を救う"手食"オーガニックカレーライス」。そして、昨年4月にオープンし、今年2月に大幅リニューアルした立ち飲みスタイルの店舗内店舗「Public'S'peace(パブリック・ス・ピース)」。この特色ある2つの空間で、テーマを設けて議論する場を作りたい。それを"小さなパーティ"と呼ぼうと思っている。

2008年には必死の思いでネタを探し、ようやく月に1回ペースでパーティを企画したのだが、そのときと同様、何をしていけばよいかまだ見えない部分が大きい。しかし、とにかく実行すべきなのだと思う。手探りを、続けながら。数カ月は、僕自身が無理やりにでもネタを作り、人を集める。そしてその中で、意思ある人に行動を促し、やりたい人がどんどん手を挙げる状況にしていきたい。スタッフの成長の機会としても活用できればと思う。


というわけで、昨日のランチタイムに「twitter活用昼の会」を開いた。最近急速に利用者が増えている一方、各人がそれぞれ異なる方法で利用していると思うのだが、いろいろな人の話を聞きながら何となくでもtwitterの実態がつかめればと思った。また、パクチーハウスはtwitter以前の2年間でしてきたことが、twitterの「つながる力」と非常にうまく結びつき、店を盛り上げる原動力の一つとなっているので、活用事例としてみなさんに報告しながら、頭の中をまとめたいと思ったのだ。

僕を含め8人が参加。(参加メンバー: @junavatarj @_codomo @_samsul @mamazou3 @YAJIRUSIYA @mont_happy @pluself @paxi

ITをビジネスとしている専門の方や自身の活動や事業をtwitterでいかに広めていくかに関心のある人たちがそろった。パクチーハウスのtwitter使用歴やその成果についても語らせてもらったが、各人が利用体験を話したり、日頃の疑問を別の参加者がアドバイスしたりで有意義だった。前日から使い始めたユーザーも一人いたのだが、基本的な使い方を誰かが分かりやすく解説しながら、暗黙のルールながら解釈のあいまいな「いまさら聞けない」ことのコンセンサスを取ったりも。twitterのよさだけでなく、twitter以外のネットサービスについて話したり、今たまたまtwitterを使って表現していることがインターネット以前からやっている行為であることをそれぞれが確認したりと充実した時間が過ごせた。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。次の用事がなければ、ずっと続いてほしい時間でした。


次回の"小さなパーティ"は、本日午後7時から。パクチーハウス東京の店舗内店舗「Public'S'peace」にて。テーマは「パクチーのiPhoneアプリを考える面白ブレスト」。ウェブやiPhoneアプリ制作者の交流会になるか?参加ご希望の方は、@paxi宛てにつぶやくか、何も言わずに会場へ来て下さい!

2010年2月16日

パクチーハウスと経堂

2010年2月16日 飛部会発表資料

パクチーハウス東京の地域(経堂)でのあり方について(理想と現状)

・経堂と「外」をつなげるHubとなる。
・地域の人が交流するきっかけを意識する場であり続ける
・他店舗を巻き込んだイベントを積極的に開催し、価値観やお客さんを共有する
・店主および従業員が、経堂の街を利用する

 パクチーハウス東京は世界で唯一の場所としての魅力を持つべきであり、その価値を高めるために世界中どこからでもお客さんが来てもらえるように努力したい(商圏20,000km構想)。一方で、店舗を構える経堂の方々とのコミュニケーションを密にし、経堂の人同士が社交する場としての機能も高めたい。パクチーハウスという場は、地域のコミュニケーションを生みだす場であり、その活性化を促すのが外からのお客さんである。国内外からのお客さんは経堂の人にとってのスパイスとなり、経堂という街は日に日に味わい深くなる。そして、魅力を高め続ける経堂は、ますます外から人を惹きつけるようになる。経堂は、パクチーハウスからの情報発信をもとに、楽しさを求め、やる気溢れる人たちが集うパワースポットとなるだろう。

 パクチーハウスは特殊な料理を提供するからこそ、一般的な飲食店に比べると外からの集客はしやすい。一方で、経堂在住の人でもパクチーが嫌いだったり、関心がなかったりで「私には関係ない」と思う人がいるのは確か。そこで、経堂の他店舗と連携しながら、地域の方々にパクチーハウスの場の楽しさを知っていただく必要がある。また、パクチーを求めて経堂に来た人たちに経堂の魅力を伝え、経堂を回遊していただきたい。

 現在、「経堂二重丸」というアートイベント(毎年GWに開催)と「経堂ビアガーデン」というビールイベント(2010年は年5回を予定)を他店舗の協力を得て実行している。「経堂」という名を冠することで、地域の人たちの関心を集めたい。どちらのイベントも一店舗では完結しない仕組みを作っており、店の発展と地域の活性化を両立できている。また、店舗数を少しずつ増やすゆるやかな成長を計画しており、一過性のものとしない工夫をしている。

 地域とつながるために、スタッフにも経堂の街を少しでも多く利用するよう促す必要がある。個々をワーキングプレイスにとどめておくべきではない。そのため、スタッフは店から自転車通勤圏内から採用し、または、その地域への居住を勧める。時間にゆとりを持てるよう、法定労働時間内に勤務が終わるような仕組みを作る。心と身体にゆとりを持ったスタッフが、店の内外で一人でも多くの人とコミュニケーションを取ることで、パクチーハウスはより経堂と親密になれる。

2010年2月15日

ぱくぱく日和 2月15日

バレンタインデーに、「見知らぬ他人と囲む鍋」を開催しました。パクチーハウスオープンから一周年記念の11月20日に第1回目を開催して以来、この日で5回目。店中でいくつもの鍋が煮えたぎり、それを多くの人で囲む姿は壮観です。

この企画、普通の店では(今のところ)ありえないものですので、ご予約の電話をかけてきたお客さんにお話しすると、結構驚かれます。たまに、引いてる方もいると思います。

「2月14日に予約をしたいのですが」
「ありがとうございます。バレンタインデーなので特別企画があります」
「何でしょうか」
「見知らぬ他人と囲む鍋です。席を抽選で決めますので、一緒に来ても別々に座ることになるかもしれません」
「・・・」

「・・・」
「じゃあ、いつもは4人以上そろわないと食べられないラグマン鍋を、2人で行っても食べられるんですね!」
そう嬉々としていたご夫婦がいました。旦那さんがアメリカの方で日本語を話さないということで、来店から数分は心配していたようですが、同席していた"英語を話せない"人たちと意気投合。笑い声が店内に響き渡っておりました。

「・・・」
また、パクチーハウスのレシートのインフォメーションを見て来てくださった女性お二人組。レシートに書かれた「14日見知らぬ他人と囲む鍋」というのを見て、「なにそれ、ありえな~い。面白そう!」と思い来たそうです。あっという間に「ありえる」状況にしてくれました。

「はじめまして」と「久しぶり」が飛び交う最初の数分。鍋が煮えるとともに、すべての人がリラックスしていきます。一年ぐらい前までは、こういう交流が始まる姿を見て、興奮していましたが、最近はすごく当り前の風景として馴染んできました。

パクチーハウスで再会する方も増えてきました。約束をして再会するのもいいのですが、約束なしで再会するのがこれまた素敵です。初めて会ったときには、それほど踏み込んで話すのは難しいでしょうから、最初から意気投合しない限り、思わぬ再会が必要だと思います。そんな場に少しずつなっているかなという実感を持っています。

自然に出会うというのが第一ステージだとすると、出会った人同士がともに行動し始めるのが第二ステージだと思っています。それには再会はかかせません。

パクチーハウスの役割として、お客さんを楽しませることは常に意識したいです。その上で、お客さん同士がつながりまくれば面白いと思います。

パクチーハウスで新事業が生まれたり。企業同士の提携が行われたり。就職が決まったり。・・・。何か行動を起こすための動機やヒントに溢れる場にしていきたいと思います。

(パクチーハウス東京の月刊メールマガジン 「佐谷恭のぱくぱく日和」 2月15日号より)
*メールマガジンに興味のある方は、こちらをダウンロードしてパクチーハウスに持って来てください。

2010年2月13日

48時間広島の旅

一泊二日の広島旅行。妻の祖母の米寿をお祝いするというのがこの旅に行くきっかけだったのだが、思いがけずたくさんの収穫があった。

一泊二日というのは、短いと思っていた。広島までだと新幹線だけで4×2=8時間を費やすし、ほとんど何もできないぐらいの短さだと思っていた。しかし、思いがけず長くなった。諸事情あり、出発が午前2時台だったこと、そして、帰宅がその48時間後の午前3時台だったのがその理由だ。とても充実していた。

twitterで広島の情報を募集したところ、たくさんの方がそれを転送してくれた。情報をくださった方はそれほど多くないが、一泊二日で行動するには十分な指針となった。

ある意味、すごく薄い縁で人と出会い、話をすることになった。でも、行く先々で自分がいままさに必要な件についてのヒントをいただいたり、話してすぐに共感できる人だったり、さらにはものすごいたくさんの接点のある人で、この旅で会わなくてもいつか必ず出会っただろうと思わせる人がいたり。

中でも、中国総研のNさんとの出会いは面白かった。なぜか2日連続で会うことになった挙句、お互いの知人を紹介することもでき、しかも、ここでできたネットワークがどうもワクワクするものにつながりそうな実感があったからだ。

僕は自分の経歴と、妻との結婚で縁のできた広島を、結びつけた事業をいつかしたいと思っているのだが、その端緒ぐらいにはなりそうだ。行く機会もほかの場所に比べたら多いので、この芽を大切に育てたい。

2010年2月 9日

パクチー麺、増産

パクチー麺発売からちょうど半年が経った。

パクチーハウス東京には海外を含め、世田谷区・小田急線沿線以外からも来てくれる方がたくさんいて、遠方から来てくれた方が「何かお土産はありませんか」と尋ねてくれたのが、商品開発を始めたきっかけ。そしてちょうど一年ぐらい前に、パクチー麺を共同開発することになる富士農商事の現取締役・稲森さんに再会して、一気に話が進んだ。

「作ってみたら予想以上に美味しかった」

スタッフ一同の最初の感想。これがパクチー麺を、単なるお土産品としてではなく、いろいろなお店で特徴ある商品として使ってもらおうと思った理由。店舗で販売するだけでなく、通販でも広め、さらに、パクチーハウスとコンセプトを共有できる店の戦略商品として使っていただきたいという発想にまで広がった。

まだ仲間は少ない。数店舗。しかし、これからいろいろな面白い展開ができるだろう。


発売(8月9日)からちょうど半年が経った。まだ絶好調で売れているわけではないが、在庫もずいぶん少なくなったので、このタイミングで増産を決めることができた。嬉しい。

2010年2月 5日

相席ですみません?

最近、せっかく食べるなら勉強になるものをと思い、電車に乗って外出するときには見たい店を調べてから行くようにしている。しかし、昨日、時間があまりにもギリギリだったので、あまり考えずにラーメン屋に入った。やはりそれでも学ぶことはある。

結構よく見かけるチェーンのラーメン屋。ラーメンは500円台から。回転重視の店で、みな注文から待ち時間、食べている間ずっと下を見ている。

少し気になったのは「相席ですみません」を連呼していること。相席推奨の店を経営しているから気になるのだろうが、その言葉が「こんにちは」とか「いらっしゃいませ」とかの代わりになっている感じで、しかも、感情がこもっていない。

そうすると余計「すみません」が気になる。「相席」は「すみません」というべきものじゃないよと言いたいが、それは現状の日本の一般的な意見とは異なるので、そういう話ではない。店の構成上、相席にならなければ成り立たないだろうし、実際何年もそういう状況が続いているのだから、なんか考えたらいいのにと思うのだ。一般的な慣例に従って「相席すみません」で済ませるのは思考が停止している証拠だ。だからみんな下を向いてご飯を食べている。楽しそうじゃない。

その店にゆっくり寛ごうと思ってくる人はほとんどいないだろう。しかし、待ち時間に少しでも気分よく過ごしてもらう方法は山ほどある。習慣化した挨拶も、その意味を時々意識することにより、全然違うものになるだろうなー。

2010年2月 1日

動く、動かす

今日から株式会社旅と平和は3期目の下半期に入りました。

昨秋ごろから心の中で、今日という日から新たな展開に向けて行動を始めようと思っていました。三期目を「勝負の年」と位置付けていますので、この半年は動きまくりたい。そして、動かしまくりたい。

今日は昼から、同世代の子供を持つ経営者の友人が来パクしてくれこれからについて語り、その後、大学の後輩にあたる方が京都から来パクしていたのでさらに語り、商店街の理事会を終えて戻ると、最近接点の多い木村さんと飲食店立ち上げ間近でエネルギーの出まくっている佐藤さんと話をすることができ、決意を新たにしました。

失敗を恐れない。成功は失敗の反対語ではなく、成功は失敗の延長線上にある。成功するまでやる。以上。

「パクチーハウスに来たらたまたま予想もしなかった知り合いに会った」という旨の嬉しい報告をいただくことが多々ある。そういうサプライズ的な再会が日常になりつつあるのは嬉しい。また、偶然居合わせた人と共通点があったりで、店は盛り上がるのである。

昨日の経堂ビアガーデンでは、今度タイ料理店を経堂で開く予定の方が帰った後、同じ席に座った人と会話をしたら、かつて経堂でタイ料理店を経営したことのある人だったので驚いた。

今日は取材に来たタレントの方が、お客さんで来てた俳優の方と再会を懐かしんでいた。かつて同じ番組で共演したそうだ。

さらに、ランチで来てくれた友人が将来の構想として安房鴨川という土地で農業をやって暮らす話を聞かせてくれたのだが、その後に来たお客さんと話していたら、その方は安房鴨川の農家見学から帰って来たばかりだった。

どうなってるんだ!というぐらい、人と人は縁でつながっている。