2009年11月 3日

カレーを手で食べる

新しい昼業態としてBij @ paxi house を立ち上げて、2日目の営業が終わった。まだまた知名度はゼロに近く、スタッフも全く慣れていない段階(まだシフトに入っていない人もいるし)だが、確かな手ごたえを感じている。twitterや近所づきあいのおかげで、経験を積み重ねられるぐらいのお客さんが来てくれた。嬉しい限りだ。

さて、ひとつの試みとして、Bij @ paxi house では、カレーを手で食べることを推奨している。初日は何人かがトライしてくれたものの、途中から皆スプーンを使った。今日最初のお客さんは、素手で完食してくれた。このときその本人と会話をしていて、僕を含めスタッフ全員の心の中で何かが変わったと思う。手で食べる楽しさを味わってくれたんだという喜びとともに。

一旦マインドが変わると、勧め方や店の空気もガラリと変わるのだろう。今日来たお客さんは、その後一人を除き皆手で食べた。そしてほとんどすべての人は、この初めての体験を楽しんでいた。食べ物の温度を感じ、手で"きれいに"食べる難しさを感じ...。お客さんは皆、笑顔だった。そして、目を合わすだけで、手で食べる感想を言ってくれた。なんとも面白い空間ができたと思った。

「味がよくわかる」
「脳の働きが活発になるようだ」
「食べ物に直接触れるのっていいですね」

食べ終わった後、店舗出入口付近にある洗面台でカレーを洗い流すと、誰もが気づくことがある。それは、驚くほど素早くカレーが手から離れていくこと。Bij @ paxi house のカレーはほとんど油を使わずに作っているので、多くの洗剤を必要としない。これはお皿を洗う時も同様。身体に優しいカレーは、地球にも優しい。


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