2009年10月の読書記録
●伏木亨『人間は脳で食べている』(筑摩書房、2005)
「おいしさ学」を学問的に考察した良著。安全・安心を求め「脳で食べる」という見方に大変興味を覚えた。本能的な部分を失った極端な嗜好などについての仕組みがよくわかる。飲食店経営者は必読、毎日ご飯を食べる人は読んでおいて損はない。
●松下一郎『本当は危ない有機野菜―リサイクル信仰が生み出す「恐怖の作物」』(徳間書店、2009)
有機野菜は定義があいまいだ。しかしほとんどはそれを善ととらえている。本書の警鐘がどこまで真実かはわからないが、有機に興味のある人は目を通して損はないだろう。以前、リサイクルワンで食品リサイクルに関わっていた時、コンビニ弁当を堆肥化することに疑問を覚えたことがある。弁当を食べたくないと思っている人が、それでできた野菜を食べたいのかなと。「泥つき野菜は危ない」「虫食い野菜はより危険」など、一般的な思い込みを覆す発言も多く、読んでいて刺激になる。
●李登輝、小林よしのり『李登輝学校の教え』(小学館、2003)
"22歳まで日本人だった"李登輝氏の幅広い見識がわかる本。大きなことを成し遂げる人は、物事を大きく捉えてる。目先のことにとらわれない。李登輝氏のような人物を生んだのは日本の教育だ。李登輝氏のようになれる人物が現れない理由はない。
●ヨーラム"ジェリー"ウィンド『インポッシブル・シンキング 最新脳科学が教える固定観念を打ち砕く技法』(日経BP、2006)
メンタルモデルという概念を用いて、人間の思考について解説した本。現実は脳と世界が共同で作り上げる物語であるという論に納得。同じものを見てそれぞれが違うことを認識している。「世界は通常考えられているより、ずっと柔軟性に富んでいる」。世界平和の実現を妨げるのもメンタルモデルであり、「ありえないと思えることを考える勇気と理解力をもち、それに基づいて行動することが重要である」。
●ダニエル・ピンク『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』(三笠書房、2006)
大学卒業以来、企業に属したり旅をしたりする中で、漠然と考えるに到ったことが書かれており、わが意を得たりという感じだ。自ら会社という組織を作る上で実現したいことがたくさん書かれていた。
●駒崎弘樹『働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法』(筑摩書房、2009)
自分より若い著者が、成功を成し遂げただけでなく、本書のような考え方に到ったことに、素直に感動した。社会の問題に自分の頭で考えて提言をするこの人は、まさに社会起業家の代表だと言えるだろう。日本を変えるのは、誰かではなく「あなた」だ。
●雁屋哲『美味しんぼ-101』(小学館、2008)
久し振りに読んだ漫画本。かなりタメになる。「食の安全」について書かれた一冊で、誰しもが目を通してほしい。それにしても山岡士郎に3人も子どもがいるとは...!
●水野仁輔『カレーの法則―スパイスマジックでつくる』(日本放送出版協会、2006)
カレーの基礎を確認できる一冊。経験で身につけてきた知識を一気に整理することができた。カレー粉+1~2種類のスパイスという形でのレシピ紹介は分かりやすい。「さすがカリ~番長」という感じの一冊。
●みずのじんすけ『東京カリー番長の神様カレーguide150』(文藝春秋、2002)
これだけのガイドを作るってのはホントにすごいことだ。店の特徴が、店主の声とともに分かりやすく紹介している。(カレーに限らず)飲食店は、その創業にものすごいストーリーがあると思う。その一部を垣間見ることができる本。
●丸元淑生『図解 豊かさの栄養学〈3〉最新ミネラル読本』(新潮社、1992)
知らない分野の知識が盛りだくさんで吸収しきれなかったが、とても興味深い内容。食に関わるものとしては手元に置いておきたい一冊だ。というわけで、買おうかと思ったが、絶版みたい。図書館に置いとくしかないか。
●コグレマサト、いしたにまさき『ツイッター140文字が世界を変える』(マイコミ、2009)
僕がtwitterを再開してから3か月で起こったできごとを振り返ったような感じの本。日本でのtwitterの歴史はまだまだ浅いのだな。twitter経験のない人にどうtwitterを伝えるのだろうかと思って買ったのだが、やっぱりそれは難しいようだ。「14年かかってネットはついにここまで来た」という一文に激しく同意。僕が今twitterにはまっているのも、ネットを始めて以来考え続けている「ネット⇔リアル」が実現しやすいツールと考えるからだ。
⇒過去の記録:
09年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|3|2|1|
08年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|3|2|1|
07年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|3|2|1|
「おいしさ学」を学問的に考察した良著。安全・安心を求め「脳で食べる」という見方に大変興味を覚えた。本能的な部分を失った極端な嗜好などについての仕組みがよくわかる。飲食店経営者は必読、毎日ご飯を食べる人は読んでおいて損はない。
●松下一郎『本当は危ない有機野菜―リサイクル信仰が生み出す「恐怖の作物」』(徳間書店、2009)
有機野菜は定義があいまいだ。しかしほとんどはそれを善ととらえている。本書の警鐘がどこまで真実かはわからないが、有機に興味のある人は目を通して損はないだろう。以前、リサイクルワンで食品リサイクルに関わっていた時、コンビニ弁当を堆肥化することに疑問を覚えたことがある。弁当を食べたくないと思っている人が、それでできた野菜を食べたいのかなと。「泥つき野菜は危ない」「虫食い野菜はより危険」など、一般的な思い込みを覆す発言も多く、読んでいて刺激になる。
●李登輝、小林よしのり『李登輝学校の教え』(小学館、2003)
"22歳まで日本人だった"李登輝氏の幅広い見識がわかる本。大きなことを成し遂げる人は、物事を大きく捉えてる。目先のことにとらわれない。李登輝氏のような人物を生んだのは日本の教育だ。李登輝氏のようになれる人物が現れない理由はない。
●ヨーラム"ジェリー"ウィンド『インポッシブル・シンキング 最新脳科学が教える固定観念を打ち砕く技法』(日経BP、2006)
メンタルモデルという概念を用いて、人間の思考について解説した本。現実は脳と世界が共同で作り上げる物語であるという論に納得。同じものを見てそれぞれが違うことを認識している。「世界は通常考えられているより、ずっと柔軟性に富んでいる」。世界平和の実現を妨げるのもメンタルモデルであり、「ありえないと思えることを考える勇気と理解力をもち、それに基づいて行動することが重要である」。
●ダニエル・ピンク『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』(三笠書房、2006)
大学卒業以来、企業に属したり旅をしたりする中で、漠然と考えるに到ったことが書かれており、わが意を得たりという感じだ。自ら会社という組織を作る上で実現したいことがたくさん書かれていた。
●駒崎弘樹『働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法』(筑摩書房、2009)
自分より若い著者が、成功を成し遂げただけでなく、本書のような考え方に到ったことに、素直に感動した。社会の問題に自分の頭で考えて提言をするこの人は、まさに社会起業家の代表だと言えるだろう。日本を変えるのは、誰かではなく「あなた」だ。
●雁屋哲『美味しんぼ-101』(小学館、2008)
久し振りに読んだ漫画本。かなりタメになる。「食の安全」について書かれた一冊で、誰しもが目を通してほしい。それにしても山岡士郎に3人も子どもがいるとは...!
●水野仁輔『カレーの法則―スパイスマジックでつくる』(日本放送出版協会、2006)
カレーの基礎を確認できる一冊。経験で身につけてきた知識を一気に整理することができた。カレー粉+1~2種類のスパイスという形でのレシピ紹介は分かりやすい。「さすがカリ~番長」という感じの一冊。
●みずのじんすけ『東京カリー番長の神様カレーguide150』(文藝春秋、2002)
これだけのガイドを作るってのはホントにすごいことだ。店の特徴が、店主の声とともに分かりやすく紹介している。(カレーに限らず)飲食店は、その創業にものすごいストーリーがあると思う。その一部を垣間見ることができる本。
●丸元淑生『図解 豊かさの栄養学〈3〉最新ミネラル読本』(新潮社、1992)
知らない分野の知識が盛りだくさんで吸収しきれなかったが、とても興味深い内容。食に関わるものとしては手元に置いておきたい一冊だ。というわけで、買おうかと思ったが、絶版みたい。図書館に置いとくしかないか。
●コグレマサト、いしたにまさき『ツイッター140文字が世界を変える』(マイコミ、2009)
僕がtwitterを再開してから3か月で起こったできごとを振り返ったような感じの本。日本でのtwitterの歴史はまだまだ浅いのだな。twitter経験のない人にどうtwitterを伝えるのだろうかと思って買ったのだが、やっぱりそれは難しいようだ。「14年かかってネットはついにここまで来た」という一文に激しく同意。僕が今twitterにはまっているのも、ネットを始めて以来考え続けている「ネット⇔リアル」が実現しやすいツールと考えるからだ。
⇒過去の記録:
09年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|3|2|1|
08年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|3|2|1|
07年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|3|2|1|

