09年4月の読書記録
教育は急激に変化出来ない、一人ひとりが主体になっていくべきという論に共感した。文科省や教育委員会には絶対にできない、意義ある提言だと感じた。
●北見昌朗『幹部に年収1000万円を払う会社になろう』(PHP出版、2008)
豊富なデータを自ら集めた著者の、給与に関する提言。非常に納得できるものだった。経営者であれば誰でも悩むことながら、指標がなかったので、この本は非常に価値がある。いつも手元に置いておきたい。
●日本取締役協会『江戸に学ぶ企業倫理―日本におけるCSRの源流』(生産性出版、2006)
江戸時代と現代の経営について比較しているところは面白い。売り手と買い手が密な関係だからこそ、維持すべきだった倫理観は、現在発生している企業の諸問題解決の大きなヒントになるだろう。本書最後の座談会にある、CSRを実践する必要はない、本業全うがCSRたるべき、という時代は来るのか。
●本田直之『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』(大和書房、2009)
レバレッジシリーズを生活面にあてはめてわかりやすく書いた本。これまでのシリーズを読んだ人は改めて読む必要はない。わかりやすいので実行しやすいと思う。
●荒牧幸子『オランダ おいしい生活12ヶ月』(新潮社、2006)
先日、ふとしたことでオランダに興味を持った。二度訪れたことがあるが、風車を見たぐらいで文化について考察したことはなかった。そんな僕の体験を主に料理から補強してくれた本。
●松田公太『仕事は5年でやめなさい。』(サンマーク出版、2008)
目的に向かい続けること、期間を区切って目標を実現させることの大切さを書いた本。内容としては薄いが、著者の実績を加味しながら読むと、成功への執念を学ぶことができる。
●山森亮『ベーシック・インカム入門』(光文社、2009)
実現の可否はともかくとして、社会制度を考えるにあたって目から鱗の制度だ。歴史的にも検討されていることでもあるらしいが、知識として全く持っていなかった。社会の仕組みや仕事観を持とうとする際に、こうした発想を知っておくことは大事だ。
●勝間和代『断る力』(文藝春秋、2009)
ボリュームの割に僕にとっては得るものの少なかった本。断る力がネガティブなことを指しているわけではないのはよくわかるが、表紙の写真は相当反発を買うだろう。写真が「断る」ことについて誤解を助長する気もする。
●バウンド『はじめての「雑貨屋さん」オープンBOOK』(技術評論社、2005)
雑貨屋の事例が載っていて夢が広がる。しかし、経営のために必要な情報がきわめて少ない。
●荘司雅彦『反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力』(日本実業出版社、2008)
裁判の世界でのことが前提となっており、事例が載っていて読み物としては分かりやすいが、著者がいうようにこれを応用するのは難しいと思う。一般には目次を読めば十分であり、本文ではあまり得るものがなかった。
⇒過去の記録:
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