2008年12月31日

08年12月の読書記録

●山崎元『会社は2年で辞めていい』(幻冬舎、2007)
内容には大筋で共感できる。初めて会社員になったとき、地方勤務がしばしばネタになったが、自分の住む場所は自分で選ぶべきだと思った。転職をするかしないか、何度するかは、人の意見を参考にするんじゃなくて自分で判断すべきだ。ある人の職業に対する考え方を知るつもりで読めば参考になる。

●日経ベンチャー編『心に書きとめておきたい名経営者の至言』(日経BP社、2008)
組織を率い、成長させている人にはその人なりの哲学がある。名言という形でそれをダイジェスト版で読むことができた。モチベーションアップのためにはよい本だ。

●藤井孝一『「お金を稼ぐ!」勉強法』(三笠書房、2008)
勉強よりもその後のアウトプットが大事。当然だが中々できないこと。「名実ともに」というが「名」乗ってから「実」力をつけるというのは確かにそうだと思った。知識を本にするのではなく、本を書きながら勉強するというやり方は、ぜひとも僕も応用したい。

●安宅仁、石田一廣『プロ講師になる方法―講演は自分を活かす新しい舞台だ-リピートがどんどんくる成功ノウハウのすべて』(PHP研究所、2007)
セミナー講師が増加している流れから、講師の注意事項に至るまで分かりやすく書かれている。人前で話をするときに注意したいことが満載だった。

●坂本桂一『新規事業がうまくいかない理由』(東洋経済新報社、2008)
情熱がなくても立ち上げられるやり方で事業を作る必要など、とくに中堅以上の企業の新規事業について書かれた本。「失敗の定義づけ」など新規事業によりボロボロにならないための法則も書かれている。もう少し会社が大きくなってきたときに事業を立ち上げる際には参考になるかもしれない。

●奥野宣之『読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション、2008)
初めて社会人になった10年前から、すべての情報を1冊のノートに書き込む方法を取っているが、同じことをしていて、しかもそれを本にまとめたものがあると知って驚いた。積ん読や読書リストの持ち出し方などについて参考になる部分があった。

●前田出『一気に業界No.1になる 「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える 継続率96%の秘密』(ダイヤモンド社、2008)
口コミとコミュニティを効果的に使ったビジネスのアイデアとしては非常に参考になった。男性に同じ方法が使いにくい理由として、「口コミが起こらない」「友達をつくらない」「自由に使えるお金がない」と書かれていたが本当か。

●ケント・Mキース『それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条』(早川書房、2002)
「世界は意味をなしていません。しかし、あなた自身は意味をなすことが可能なのです」。

●近藤直樹、岩堀禎廣『ピザ屋を呼んだら、そのまま帰すな ラクして成果を出す、万能「仕事力」の
高め方』(幻冬舎、2008)
逆転の発想。メンタルモデルの考え方は非常に参考になった。鬼頭宏昌さんの勉強会で知り合った人の著書。また話したい。

●柴田英寿『金になる人脈―その近づき方・つくり方・転がし方』(幻冬舎、2008)
人脈という言葉をキーワードにいろいろな論を寄せ集めした本。"金になる"というタイトルは、売るための工夫か。

●福島正伸『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』(幻冬舎、2008)
「つまらない姿勢などない」という発想には共感できる。いい本だが、"超有名セミナー講師"の魅力を十分に感じ取ることはできなかった。期待しすぎたのか。

●吉田友和『仕事が忙しいあなたのための週末海外-―サンデートラベラーの旅行-仕事術』(情報センター出版局、2007)
●吉田友和『思い立ったらすぐに行けちゃう週末アジア-―プラス有給1日で行ける12都市案内』(情報センター出版局、2008)
「週末海外」という言葉を使い始めた最初の人じゃなかろうか。前から気になっていたが、パクチーハウスに来てくれたこともあり、読んでみた。旅行記としてはフツーだが、極短旅行のノウハウがちりばめられていて楽しめる。

⇒過去の記録:
08年|10987654321
07年|121110987654321

2008年12月27日

有朋自吉爾吉斯来

ちょうど10日前にモンゴルから来パクしてくれた友がいて、そのことを書いたときに孔子の学而篇「有朋自遠方来、不亦楽乎」をもじってタイトルをつけたが、それから遠方の友の来パクが続いている。本当に"不亦楽乎"だ。

今日はなんと、キルギスから友が来パクした。というと完全に正確ではないが、キルギス人の友が来た。3年弱前から日本に滞在しているが、なかなか会えずにいた。2002年のもう一つのワールドカップ中にビシュケクで知り合った人だ。別の友人が予約をしてくれ、待っていたらキルギスの友が現われた。僕とは関係ないところで、彼らも知り合ったようだ。世間は狭い。

少しの間だが、久しぶりに言葉を交わし、濃密な時間を過ごせた。ここ数日、立て続けにかつて旅で出会った友人が僕の前に現れては、刺激を与えてくれる。これまでの出会いの一つひとつが僕の会社のコンセプトを作っているのだが、かつて出会った旅人が次々とパクチーハウスに帰って来てくれているのは何かを暗示しているのではないか。セレンディピティか。2009年が不景気だろうと、大恐慌だろうと、何かを生み出せそうな予感がする。


社会を動かす30人

『宣伝会議』2009年1月1日号の、巻頭特集「アイデアの力で日本を元気にする! 広告界発 この30人が社会を動かす」で、若手起業家として取り上げてもらった。ほかの29人は起業のマーケティング担当者やクリエイター、メディア関係者ばかりで、かなり浮いている気がしたが、まぁいいだろう。

珍しさ、バズマーケティング、お客さん同士の交流が評価されたようだ。開店から1年が経ち、もの珍しさは薄れてきたので、後の2つに注力すべきタイミングなのだろう。まだまだ実行していないアイデアはたくさんあるので、少しずつやっていきたい。

「社会を動かす」だけでなく「世界を動かす」にはどうすればいいか。単なるパクチーのトレンド・セッターに留まらず、旅と平和の概念を提唱し、普及させる立場にある者として、これからこそが大事なときだ。ストイックに振舞うのではなく、瞬間瞬間で楽しさを追求し、かつそれを提供しながら新しいことをやり遂げる。

冬休みはリチャード・ブランソンとリカルド・セムラーを読むしかないな。


2008年12月24日

有朋自捷克来

パクチーハウス東京で初めて、クリスマスパーティを開いた。題して「クリスマスなのでパクりマクリます」。経堂にあるいろいろな店から料理をパクって新しいものを開発するという企画だ。新メニューのアイデアをスタッフ一丸となって考えること、そしてちょっとふざけながらも経堂の色々な店を紹介することがこの企画に決めた理由。

平日パーティ開催には、正直言って自信がなかった。まだそれほど、パーティのファンがいるわけではないし、企画の内容を見て「面白そう」と言ってくれる人はたくさんいたが「行きます」と言う人は皆無に近かったからだ。

でも、クリスマスイブのパーティを決行した。もしかしたら席数より参加者が少なく、「立食パーティ」の意味をなさないかもと不安ではあったが、主催者がその姿勢を貫かないとついて来る人はいないだろうからと考え、「たとえ参加者が数人でも、料理は大テーブルにおく」という原則は崩さないことにした。

事前に参加を表明してくれた人は数人。「行けるかも」という人を含めても10人強だった。最初の乾杯(カンパク)のときは見かけ上とても寂しかったが、いつもの「ビラビラビ~ラ」を敢行すると、来パク者の頬がほころんできた。

午後8時を過ぎる頃には、いつの間にか人であふれていた。どこから来てくれたんだろう。来るなら来るって言ってよぉぉ。でも来てくれてありがとう。ホント嬉しかったです。

来てくれた中に、10年ぶりぐらいの友人がいた。チェコ在住で、帰省したついでに寄ってくれたとか。こんなパーティの日に来るとはあなたもツイているね。懐かしい話もしつつ、新たな友達もできて最高の夜だった。

パーティというスタイルを、もっともっと追求して行きたいと思った。人がたくさん来れば盛り上がり、少なければ盛り上がらないというのが一般的な考えであり、僕もとにかく人を動員することばかりを考えていたが、それだけではいけない。人数に関わらず、やりたいスタイルを崩さないこと。そして、いつも盛り上がっているからこそ、人が集まるのだ。

年越しパーティは、参加表明が今のところゼロである。さぁどうなるかな。まぁ、パクチーハウスには最強のスタッフがそろっているので、盛り上がることは間違いないでしょう。史上初のカウントアップパーティにぜひご参加下さい。


パクりマクリマス パーティの様子↓

2008年12月22日

日刊ゲンダイ

1週間前の話だが、15日の「日刊ゲンダイ」で、パクチーハウス東京が紹介された。

「人情商店街を歩く」というコーナーでハートフル農大通りの特集。その冒頭で"中でも変わっている"店として掲載してもらった。いつもお世話になっているダズンフォーもかなりのスペースを割いて紹介されている。

記事によると、ハートフル農大通りには約250店舗あり、うち3分の1が飲食店だそうだ。そんなにあるのかー。1年以上ほぼ毎日どこかでランチを食べているが、まだまだ行ってないところも多いのだろうな。早いこと全店制覇しなきゃ!

そうそう。経堂の店といえば、24日にクリスマスイベントとして、経堂の店からヒントを得て(つまり、"パク"って)開発したパクチー料理を出すパーティ「クリスマスなのでパクりマクリマス」という企画を実行します! いつもは出していない料理を食べるチャンスなので、是非来てください。

1人で来てもいいし、カップルでも、家族でも! アットホームな雰囲気で、これまでに体験したこともないぐらいの楽しい時間を過ごそうじゃないか!

午後7時開場。7時半開宴。8時9分カンパク。

http://paxihouse.com/index.php?itemid=842

2008年12月18日

有朋自名古屋来

今日も。

パクチーハウスの営業が開始し、しばらくしたころによく知った顔が見えた。名古屋在住の友人が来パク。彼は僕が海外一人旅で初めて出会った人だ。

旅の醍醐味は人との出会いだということを最初に教えてくれたのも彼である。その出会いを大事にしようと、会ってから数ヵ月後に、再会を果たすため当時北海道に住んでいた彼のもとに遊びに行ったのを思い出す。あれから14年が過ぎようとしている。その間会った回数はそれほど多くないが、ポイントポイントで話を聞いてもらっているという感じがする。

次は名古屋での再会を約した。近いうちに名古屋に行きたいと考えている。ちょうど今月、学生時代からの友人が結婚のために名古屋に引っ越したし、最近親しくさせてもらっている鬼頭さんの店にも行きたいし...。で、訪れるタイミングは、ちょうど1年前にパクチーハウスで出会い、2ヶ月間店の手伝いをしてくれたTerraが念願の立ち飲みバルを開く直後になるだろう。

SEDA

日之出出版の若い女性向け雑誌『SEDA』で、『ぱくぱく!パクチー』が紹介されたらしい。「SEDA SELECTION」とかいうコーナー。

結構いろいろなところで紹介はされているが、初版(6000部)はなかなかなくならないなぁ。何十万部も売れる本の偉大さを思い知っている。


『ぱくぱく! パクチー
『ぱくぱく!パクチー?悪魔的においしい食べ方・育て方and MORE!』

2008年12月17日

有朋自蒙古来

懐かしい友が突然モンゴルから来パクした。

パクチーハウスのブログにヤンパクのことを書いていて、ひつじのことからモンゴルの草原に思いを馳せていたところ、いきなり入ってきたものだから驚いた。冬休みで帰国しているという。

突然の友の来訪は、店を開いて本当によかったと思うことの一つだ。しばらく連絡を取っていなくても、ブログ等で近況を探ってくれ、そして電撃訪問してくれる。有朋自遠方来 亦楽不乎。

2008年12月12日

BAILA

本日発売の『BAILA』1月号(p.209)に"ラグマン鍋が掲載されている。ラムしゃぶトマト鍋と書かれています。

ラグマン鍋

紅白「鍋」合戦ということで、フードコーディネーターの広沢京子さんと対決!


...といっても現場で直接勝負したわけではありません...。会ったこともないです。サイトを見たら同年生まれでした。

このラグマン鍋は今月からパクチーハウス東京で出している。雑誌にも掲載されたことで完全に日本デビューを果たしたといえよう。やったね。

「完全予約制」「4人以上からの注文」とハードルが高いのだが、これまで食べた人全員から高評価をいただいている。さぁ食べに来て!

2008年12月 9日

元気な人

友人の紹介で外食関連の経営者の忘年会に参加。僕の会社と比べて年商で1000倍ぐらいの外食大手の副社長や上場企業の役員の方などが来ていた。

いつものように確認できたことは、パクチーハウスは全然知られていなくて、しかし、面白がってもらえること。こういう場で直接営業するのは大事だな。そしてパクチーハウスの面白さだけでなく、背景にある旅と平和の深さを増していきたい。

それにしても勢いのある人ばかりだった。外に出てこれだけ元気な人は会社員では稀だ。元気だから活躍しているのか、活躍しているから元気なのか。いずれにしても、僕も元気な人でいたい。

2008年12月 8日

商売脳の鍛え方

12月1日発売のカデナクリエイト著『クイズ 商売脳の鍛え方 あのヒットの意外な裏ワザ』で、パクチーハウス東京がクイズの選択肢として登場している。(p.109)

 どのメニューにも「ある食材」をふんだんに使う専門店が東京・経堂にオープンし、話題になっている。香辛料として知られる「ある食材」専門の料理を出すお店とは?

1.ピリッとした辛さがクセになる、わさび料理専門店『わさび庵』
2.世界中のコショウを使った料理を集めた『ミスターペッパー』
3.好きな人にはたまらない!? パクチー料理専門店『パクチーハウス』
4.世界最古のスパイス、シナモンを創作料理で味わう『ル・カネル』


正解を知りたい方は、ぜひ読んでください!↓


2008年12月 4日

経堂が南アジア化

経堂の南アジア化が進んでいる。

夏にインド・タイレストランができた後、10月にネパール料理、11月にインド・ネパール・沖縄料理、そして今日パキスタン料理屋がオープンした。すべてパクチーハウス東京から徒歩3分以内。一体どうなっているんだろう。

これまですべてオープン日に表敬訪問していたが、今日のパキスタン料理は実現せず。いや、一応行くには行ったのだが(しかも店のスタッフと3人で!)、開店が夕方とのことで、"オープン日に食べる"記録が止まってしまった。

このあたりの料理が好きなのは確かだが、それとは違う理由でついつい行ってしまう。それは何ともいえない気安さ。店内でも道端でもどこで会ってもすごい笑顔の人と、信じられないぐらい無愛想で笑ってしまう人がいるが、どうしてか心の壁が低い感じがするのだ。その極意を学びたい。

今日行ったパキスタン料理屋なんて、店に客が入ったというのに立ち上がりもせず、ブスっとした顔で座ってた。店がまだやっていないとは思ってないので、中に入って無愛想な男に近づくと、突然右手を差し出して握手。顔は無愛想なまま。日本の常識から言ったらトンデモ野郎なんだろうが、日本で飲食店をやろうってのに態度を全く変えないその度胸(?)には感服。手を握り返しながら、そいつとはラホールで会ったことがある気がしたよ。

だから明日のランチはパキスタン料理なのだ、やっぱり。

2008年12月 3日

トラナビ掲載

店託情報サイト「トラナビ」の飲食人散策というコーナーで取り上げてもらった。

かなり長い記事。写真がわざとらしい?

http://www.trust-navi.com/feature/interview/2008/post-29.shtml

―パクチーの威力ですね。」という切り返しがちょっとよく分からないけど...。

2008年12月 1日

商店街理事の忘年会

経堂・農大通り商店街の理事の忘年会に出席。もちろん僕は理事ではないのだが、最年少理事Yさんの計らいで"若い人"の1人として呼ばれた。

「青年部も来るから」ということで、その顔合わせみたいなことを言われていたが、青年部の方は誰も来ていなかった。Yさんに呼ばれた3人で久しぶりにゆっくり語れたのはいい機会か。しかし、幹事の方から「青年部を紹介します」と言われて自己紹介させられたのには参った。「青年部ってすでにオレたちのことか!」

とはいえ普段あまり話す機会のない理事の方々と話しをしたり、商店街のヒストリーを聞くのは楽しいものだ。また、カラオケでやけに歌がうまいと思ったら元歌手だったり、置いてあるピアノで即興で伴奏する人がいたりで、たいそう驚いた。今年の1月に何も知らずに商店街の新年会でひとりで参加して、スーツ姿のおぢさまたちに圧倒され、2度と行くまいと思ったのが正直なところだが、やっぱり"若い人"を誘ってそういう場に紛れ込むべきとも思った。

「私たちが単なるノンベエだとわかったでしょ」。2次会が終わり解散したときのある人のこの言葉が、僕を次の会合に誘っていた。