2008年6月 4日

攻めに転ず

パクチーハウス東京をオープンさせてから半年以上が過ぎた。この間、予想をはるかに上回る体験と人との出会いがあり、いろいろなことを考えてきた。

いろいろな波にもまれながら日々を過ごして来て、己の力の小ささを実感するとともに、多くの人の手に助けられることによって、大きなものを作り上げることができるのだなと思った。幸いいろいろな好条件が重なり、店の知名度を一気に高めることができた。

「有名になるのは難しくない。ホンモノにならなきゃ」とは、てっぺん創業者の大嶋さんの言だ。居酒屋の世界ではあまりにも有名になっている彼が、そんなもの(=サクセスストーリー)よりも大事なのはより大きな夢を持つこと、そしてその実現のために課題を見つけこなしていくことだと教えてくれた。ちょうど今から1年前、パクチーハウス東京を思いついてから3カ月ほど計画を練り、ようやく幾人かにその構想を打ち明け始めたころに聞いた話だ。僕もホンモノになりたい。

表に見えないところで、一緒に仕事をしてくれている仲間たちに随分な負担を強いてきた。いつか客足が途絶えるのではないかという不安感から、常に最小人員で店舗の運営を行うことを心がけていたように思う。店内が忙しくなって蜂の巣をつついたようになったときもあったが、その日が終わったころには「ほぅら、なんとかなった」と思ってしまっていた。

しかし、余裕のなさは豊かな発想を失わせる。最高に楽しい空間を作るためには、自分たちが最高に楽しいと思う必要があることを、最近ようやく思い出した。仲間が疲れた顔をして帰るのを見たら、今日もいい仕事をした!とは決して思えない。

こうした考えの下、適正人員を割り出した。この体制ができれば、3-4月の状況と比べるとかなり余裕が出ると思う。きっとものすごくいい雰囲気の店ができる。働く人が、社員やアルバイトを問わず、それぞれの個性を発揮しながら、毎日新しいアイデアを生み出し、実現させる――これが会社の円滑運営のための前提だ。

また、長期的な視点で会社と従業員に余裕を持たせるためには、パクチーハウス以外の事業開発が必須だ。パクチーハウス店長の職はとても楽しいが、ここに甘んじてはいけないのだろうな。実務的なことはどんどん引き継ぎ、外に出る機会も増やしていこう。パクチーハウスでは、オープン当初からつけている肩書きであるCatalystになりきれるかどうかがここしばらくの課題だ。

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コメント[1]

いつも刺激を受けさせてもらってるよ!

また近いうちにお店に遊びに行きますね♪

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