6回目の富士登山
先輩経営者のO氏に誘われ、富士山に行ってきた。富士山に登頂するのはこれで6回目。過去5回はすべてフジヤマンボ!に参加する形をとっていた。
O氏の提案で御殿場口から登ることになった。これまではずっと河口湖口をスタート地点にしていた。あまり真面目に調べたことがなかったので、富士山の登山ルートなどどこもそんなに変わらないと思っていたのだが、前日に御殿場口は河口湖口より約900メートルも標高が低いと聞いて愕然とした。御殿場口から山頂までの高低差は2300mという。
数日前、「御殿場口は富士登山でもっともキツイけど、大丈夫?」と問われ、「体力には自信がある」と答えた。河口湖口から行くときは、ずっと歌いながらでも登る自信がある。慢性的な運動不足なので、登るたびにかなりの筋肉痛になるが、それ以外はこれまで全く問題はなかった。
結論から言うと、御殿場口からの登山はものすごくキツかった。行き8時間、帰り2時間10分。下山して御殿場駅に着いたときはもうボロボロで、駅の階段を登るのに一苦労だった。(いつも思うが、下山時に砂走りを何のイタミも感じずに楽しめるのは不思議だ)。
御殿場口からの登山客はほとんどいない。最初の数時間に会った人は10人程度。山頂に近づくに連れて人の姿を見かけることは増えたが、それでも数十人ほどだろう。これまでの登山ルートのように渋滞とは無縁で、山小屋の数もすくない(登山口=1500mから3000m地点までは山小屋が一軒もない)。
登山に初めて杖を使った(O氏が用意してくれて助かった…実家を出るときは「そんなのいらない」と言ったのだった)。また夜道は暗いのでヘッドライトがないと歩けない(渋滞ルートでは、山小屋や他人の明かりがあるのでヘッドライトはいらない)。渋滞ルートを歩いているときは、物理的に前に進めないことも多く、それが登山を楽にしていたのだろう。御殿場口ルートだと、僕を妨げる人は誰もいないので、止まる時は息切れしたときだった。ペースを完全に自分でコントロールする必要がある。
これまでとは全く違う富士登山だった。しんどいと思うことが多かった分、登りきったときの充実感が大きかった。他の登山客がほとんど周りにいなかったので、静寂の中きれいな星空を見ることができた。今までは富士に登る理由は、下山後にビールを飲むためだと思っていたが、下山後にアルコールを口にしなかった今回、登山をする楽しさを少し知ったような気がした。
もうすでに筋肉痛が出まくってる。若いな(笑)

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