“予想外”の仕事と寿司
今日は、ビルマ民主活動家の女性が、東京地裁で証人として出廷するというので、話を聞きに行った。74歳と高齢だが、発言はしっかりしていて、「民主的で平和だった時代のビルマを知っているからこそ、子どもたちのためにそれを取り戻したいと思って活動をしてきた」などと話す姿に、彼女の意思の強さを感じた。部屋に入るときや席から立ち上がるときに、深々とお辞儀する姿に、アジアの女性としての美しさも感じた。
ニュースセンターに戻り、その活動家の言動を思い出しながらじっくり記事を書くつもりでいたが、ソフトバンクの孫社長が“予想外”の記者会見をすることを知り、大慌てで原稿を仕上げることになってしまった。ビルマ人活動家のことを振り返るのは後回しにして、急ぎ、ホテルニューオータニへ向かった。
5分ほど遅れて会場に到着すると、机に資料が置かれていなかった。これは、サプライズ発表を何かするのだなと思っていたら、やっぱりやってくれた。“予想外割”というネーミングはさておき、インパクトのあることをやってくれる。ニュースセンターを出るときには、原稿は翌日のMNP開始と合わせて書くつもりだったが、こんな発表をされたらしょうがない。パソコンも置いてきてしまっていたので、電話をかけて口頭で原稿を送ることになった。
実は、寿司屋の予約をしていたので、本当は「会見の情報なんて知らされなければ…」なんてことも少し頭をよぎったが、携帯電話関連は継続して取り組んでいる課題の1つなので、行った。
こういう時って、本当によく頭が働く。どういうタイミングで取材をして、原稿を送るかを何通りか考えたり、いつも饒舌すぎて何度も同じことを繰り返す孫社長に「早く言え~」と念じたりしながら、計画を練る。すると、その結果、ものごとが極めて効率よく運ぶ。今回は動機が不純(個人的には寿司に向かって気持ちは純粋)ではあったが、最近自分も周りもたるんでいるときがあると感じていたので、いい経験だった。たとえ時間があるとしても、ダラダラ仕事をするのはよくない、反省しよう。速攻で仕事を片付けた上、そんなことを再確認したり…。
そんでもって、寿司屋には、予定より遅れたもののちゃんと行くことができた! イサキとコチが特にうまかった。
