2006年9月10日

11年

宮崎旅行のメインの目的は、長らく会っていない友人に会うことだった。

宮崎に行ける、そう思った瞬間に思い浮かんだのが11年前にバンコクのドンムアン空港で会ったNさん。地図もガイドブックも持たず、カオサン通りの名も知らず、生暑い(生あたたかいをはるかに超えていたあの日の感覚)中で50メートルほど先に見えたのが彼だった。バスで5時間もかけて(渋滞がひどかった)移動した後、数日間行動をともにした。プノンペンに旅立つときに彼とは別れ、それから一度も会ったことがなかったが、不定期に旅先からのポストカードのやり取りは奇跡的に続いた。

11年のギャップがあり、会って数十分は言葉があまり出てこなかった。しかし、頭の中には次第に、あの日以来思い出したこともなかった出会ったときの情景が、次々と浮かんできた。沈黙が苦にならない関係というのは、夫婦でも恋人でも友人でも大事な要素だと思う。そういう時間が少しあった。1時間もすると今度は話したいことがたくさん出てきて・・・最終的にはあっという間に4時間が過ぎてしまったが!

聞いてみると東京に頻繁に来る機会もあるという。ぜひ近いうちに、話の続きをしたいねェ。