ワールドカップのパブリックビューイング
ワールドカップが始まった。日本時間の深夜~早朝に試合が行われるので、“家でゆっくり”観戦するつもりでいたのだが、友人に誘われて初戦(ドイツvsコスタリカ)から大き目のスクリーンのある店で観ることになった。週末は家で観た。
前回大会のときは「もう一つのワールドカップ」と題して、シルクロードを旅行しながら観戦したので、ほぼ毎試合、違う都市で観た。そのことを思い返すと、いろいろな場所、さまざまなメンバーで観戦するのが面白い。試合内容はもちろんだが、声を出したり、酒を飲んだり・・・場の雰囲気を楽しむこともワールドカップの醍醐味と思う。
「ワールドカップどこで見る?」という記事を書いたのはそういうことが頭にあったから。パブリックビューイングやスポーツバーのほか、カラオケ屋などでもテレビを設置している。自宅以外で、これだけ楽しめる場所があるのはいい。
しかし、いろいろな“パブリック”ビューイングを調べてみて、集客の仕方が開かれているように見えて、閉じていることがすごく気になった。「みんなで、観よう」という言葉の裏に、「みんなで、(うちが提供する施設で)観よう」というニュアンスがすごく強く感じられた。
言葉で説明するのは難しいので、例を挙げると、前回中国にいたときは、北京駅や王府井など、人が集まる場所には巨大なスクリーンが置いてあった。その時間に合わせて観にくる人もいれば、通りがかりに足を止める人もいた。また、少し小さい都市では、飲食店が歩道にテレビを出していた。食事をしたり、ビールを飲む人は歩道の端のテレビを中から見るが、そうでない人も外から観戦できた。食事を終えて飲み屋に移動したいと思えば、何軒ものパブリック・テレビを見ながら道を歩くこともできた。
