2004年11月21日

人財

NGO勤務を始めて一ヶ月目にしてリベリア赴任が決まった友人の送別会をした。渋谷のざらという和風ダイニング。味も値段もまぁまぁだが、料理と飲物が出るのが遅すぎる。

久しぶりにブラッドフォード時代の友人が9名そろい、話がはずむ。僕は帰国して5ヶ月になろうとしているのでなんだかイギリス生活が随分昔の話のように思えるが、最近帰国した人もいて、多くの友人の近況を聞いた。すでに自分の国や第三国で活躍を始めている人もいれば、大学の周りでふらふらしてる人もいるようだ。

約半数が現在就職活動中で、国際就職フェアなどに参加していると言っていた。留学をすると就職の時期を逃すので、特に職歴のない人の就職活動は大変なようだ。新卒採用のシーズンはとっくに終わっているし、職歴がないため中途採用の枠にも入れてもらえない。
彼らはのほほんと大学生活を過ごしたほとんどの一般的な学生と比べて極めて優秀で、エネルギーがある。きちんと考える力を持っている人も多い。実際、僕が採用担当者として会った数千人の中に入れると、上位5%には入るだろう。しかし、彼らのもつ経験を評価する人事担当者は少ないし、彼らの経験を有効に利用できる職場はかなり少ない。僕も富士通時代に留学経験者を重点的に採用したことがあるが、意見を持ち自己主張をする彼らは、そうしない人たちより「扱いづらい」と評する人の多さに驚いた。

留学や青年海外協力隊の経験者を積極的に活用できる企業は絶対に伸びると思う。そういう人材を余らせている日本の社会はもったいないなぁ。彼らと企業を専門的にマッチングする会社があってもいいと思う。このエネルギーを無駄にしておく手はないぞ。