ピーター
福岡で4年ぶりにマレーシア人のピーターと再会した。彼はこの10月から九州大学のLLMに通っている。BEEMAN時代の友人がアジア最高峰のキナバル山を登山中に知り合った人で、彼に会うのは7年前、4年前に次いで3度目だ。
キナバル山について面白い話を聞いた。「キナバル山ってアジア最高峰だよね? 高さはどれぐらいだっけ?」と尋ねると、ピーターは「僕が登ったときは4100mぐらいだったんだけど、最近測りなおして3900mになったみたい・・・」
200mの「誤差」を持つ、東南アジアの最高峰・・・。
九州大学のLLMは留学生と日本人は完全に別のコースとなっているらしい。ピーターのコースには東南アジアと韓国、モンゴルからの学生が20名ほどで、日本人とは全く交流がないと言っていた。
華々しくスタートしたはずの法科大学院であるが、「司法試験の代わり」というところばかり強調されて、英米のロースクールのような国際的な交流というものが期待できる状況ではないようだ。
九州大学のLLM留学生は全て文部科学省の奨学生である。優秀な人材を日本に招聘し、日本で教育を受けてもらうのはもちろんよいことだが、その優秀な人たちが、日本人にもっと刺激を与えてくれるようにプログラムを作るべきだと思う。公的機関の国際交流プログラム全般に言えることだが、プログラムに予算をつけることのみを目的にしていて、それに関わるごく一部の人たちしか「交流」できない自己満足的な仕組みになっているものが多い。
話がそれた。
福岡タワーに登った後、ピーターに珍しいものを食べさせてあげようと、鶏刺しを出す店に行った。初めは少し抵抗を示していたが、食べてみると随分気に入ったようだ。鶏刺しファンが増えたことを嬉しく思う。いろいろ話をしているうちに、ピーターは食べ物に対する好奇心が旺盛なことが判明。マレーシアでキャンプしているときにはアリクイやトカゲ、リスなども食べたことがあるそうだ・・・。
