2004年9月27日
2004年9月21日
ロカ岬ウェディングツアー
明日の朝、リスボンに向けて出発する。
約一年かけて創りあげたロカ岬ウェディングツアーがついに実行のときを迎える。何をどこまで準備すればいいのかはずっと考えてきたつもりだが、今月に入ってするべきことがどんどん出てきたし、まだまだ準備が足りないのではないかと思うこともありながらも、それなりに体制は整ったと思う。
友人の協力が非常に助けとなっている。とくに司会を快く引き受けてくれた上、この企画全体に関して全面的にバックアップしてくれたメキシコ在住の友人Hiroの活躍は頭の下がる思いだが、他にもたくさんの人に面倒な作業を引き受けてもらっている。また、ユーラシア大陸の最西端という遠方にも関わらず、総勢58名が僕たちの結婚式に参加するためにわざわざポルトガルを訪れてくれることが何よりも嬉しい。
ユーラシア大陸についての思い、中南米に対する憧れ、そして、僕の思いを理解してくれる彼女と家族と友人たちに乾杯したい。
では、行ってきます。
2004年9月20日
プロ野球再編と弱者
近鉄・オリックスの合併問題を中心にプロ野球の再建の議論が続いている。日本のプロ野球史上初めてのストライキも敢行され、テレビや新聞でも大きく取り扱われている。ここには3つの異なる主体が存在する。オーナー、選手、ファンである。経営側の大御所が「たかが選手が」と発言して物議を醸し、選手会はファンから署名を集め「ファンの声を聞け」と主張している。
「意向を聞いてもらえない」主体として選手やファンをこの問題における弱者として論じるのは簡単である。ファンの署名や選手への圧倒的支持が表明されたアンケートがどこかで考慮された形跡はないし、ストという労働者的な行動をすることでかろうじて選手たちはオーナーに抵抗をしていると多くが見ているからだ。選手たちには同情も集まっている。しかし強者であるはずのオーナーが弱者に成り下がっていることに、実はこの問題の本質的な原因がある。
ある球団が利益を上げ存続していくためにはリーグそして野球界全体が健全に存続していくことが必要条件となる。しかし、チーム同士の「対戦」が前提にあるはずにも関わらず、プロ野球界は一つのチームに依存する体制に陥り、球団としてファンを楽しませるという視点は失われた。そして一連の交渉においては、経営事項に口を出すべきでないと明確な理由を示さず選手をも排除するまでに、プロ野球オーナーたちは追い込まれている。
プロ野球再編問題における弱者は経営者として顧客にエンターテインメントを提供できなくなったオーナー企業なのである。本来、金力・権力を持ち、産業を支えて行くべき主体が、産業全体ではなく自らの組織の目先の利益を追求せざるを得なくなってしまった。現状を打破するために必要なのは、この産業を発展させるための明確なビジョンを持つ企業がプロ野球を経営することである。合併や新規参入が小手先の対策に終わるようであれば、プロ野球に明るい未来はない。
2004年9月17日
くだらなすぎる
プロ野球がスト決定。
意味不明なことをモゴモゴ言うだけの球団サイドにいつまでも翻弄されてる場合ではないから、ストは決行すべきだと思っていた。これですっきりしたぞ。中途半端な解決はいらない。2試合ぐらい止めてもあの現実感覚の麻痺した人たちは何も変わらないだろうから、今期はもうやめてもいいぐらいだとも思う。
プロ野球選手は個人事業主なんだから、シーズンオフになったら申請中とか審査中のチームにみんな流れれば面白い。それぐらいの勇気を見せてほしい。特に余裕のある高給取りの選手(≒活躍してる選手)がそのような行動にでることはストよりよっぽど効果がある。ライブドア、楽天、シダックスで3チームあるし、他にお金の余っているネットベンチャーで1チーム作って、4チームでNPBに加入しないプロチームのリーグでも作ってしまえ。JPBとかいうのはどうだろう。
NPBの方はすでに経営難だし、合併しても何しても、まず建て直しは無理だろう。NPBから少しずつJPBに入りなおす球団とか出てきたりして。加盟登録料はいらないけど、健全経営じゃなかったら入れないという感じで。
それにしてもスト決定後の記者会見はくだらなかった。球団側は誰一人としてまともに会話ができていない。プロ野球をどうしていくべきかというビジョンが全くない証拠だ。
ニュース番組がこのくだらない会見だけでほとんどを占めていたのもくだらない。プロ野球の再編を大きな問題として取り上げているからこそ大きく扱うというのはわからないではないが、内容のないものをダラダラと流して視聴者の思考回路を停めるのはいい加減にしないか。ファンの声を流すのはいいけど、同じ番組内で二度も三度も同じ人の言葉を流す必要はない。もっと他に流すべきニュースがあるのだから。
ニュース番組までも随分つまらなくなったなと思う。事件について表面を伝えるばかりで分析力のある報道はほとんど見られないし、事件の社会的背景を伝えているニュース番組は皆無だ。
バラエティ番組にいたっては末期症状で、太ったタレントが下品にご飯を食べる番組が多すぎるし、CMの前後に同じことを繰り返し放送してばかり。内容的にどんなにいい番組であっても、番組が終了する頃にはストレスがたまる。
現状のような記者会見に行って話を聞くなんてことは誰でもできるし、他社からの情報だってすぐに入ってくるのだから、撮ってきたものをただ垂れ流しているテレビ局はよっぽど能無しなのだと思う。
独自の分析を展開し、結論を先に言うことを心がけるようなテレビ局が必要だと思う。
2004年9月16日
曖昧さと明確さ
ここ数日、ロカ岬と立科での結婚式と広島での食事会など、これからの結婚関連イベントの準備をしている。先の見えないまま突っ走っていた修論の作業に比べると一つひとつの作業が明確で、精神衛生上もとてもいい。
ポルトガル出発まであと数日に迫り、日に日に「すべきこと」が増えているような気もするが、約一年かけて準備してきたこれらの行事をぜひ成功させたい。
プロ野球再編の話がいろいろ出てきて面白い。オーナー側は相変わらずだが、ライブドアに続き楽天も名乗りを上げた。現在プロ野球を運営している側とこれからプロ野球に参入していく側の大きな違いは、前者が全てにおいて曖昧なままことを進めようとしているのに対し、後者が本拠地決定の理由やプロセスにしろファンの獲得方法にしろ、一つひとつを明確にしていることだ。
オーナーのエゴにより再編はなかなか進まないかもしれないし、プロ野球は一時ぐちゃぐちゃになるかもしれない。しかし、レベルの高い野球選手はたくさん存在するし、明確なポリシーを持ってプロ野球団を経営できる会社はまだまだ現れるだろう。
一つか二つの球団のオーナーが変わってめでたしめでたしと丸く収まるよりも、旧態依然としたオーナーたちが一掃されるような再編劇を見たい。
2004年9月12日
Happy Birthday
一年ぶりに796sの活動に参加。キャプテンとして復活した。友人が7名もの仲間を引き連れてくれ、14名で野球を楽しむ。野球チームらしくなってきたぞ。
その後、姪の初めての誕生日を祝いに兄家族の家へ遊びに行った。
2004年9月 4日
鈍行の旅
鈍行を乗り継いで広島に来た。途中、大阪でブラッドフォードでの同級生Mくんの実家で一泊お世話になった。ありがとうございました。
鈍行の旅はかなり久しぶりだ。大学生のときは休みの度に鈍行を乗り継いで日本各地に行ったものだが、この数年は長距離移動は専ら飛行機か新幹線を利用していた。今回、鈍行での旅を決めたのはほとんど衝動的だった。あまりに長い間修士論文の執筆のために室内にこもらざるを得ない状態にいて、疲労感を感じながらウトウトしてしまったとき、なぜか列車に乗っているような感覚を覚えた。そして、できるだけ長い時間をかけて移動したいと強く思ったのだ。おそらく引きこもり生活の反動だろう。
鈍行の旅は素敵だ。ゆっくり流れる車窓はいつどこを見ても飽きない。草木や海を見て季節を感じる。
特にすることがないというのは魅力だ。何も妨げるものがないので、読書をすればかなり集中できるし、思索を深めることもできる。老人と何気ない会話をするのもいい。こういう時間を取ること自体が精神衛生上とてもよい。
そんなわけで、二日間の合計約13.5時間の豊かな時間を楽しんだ。
広島到着後、メールを開けると嬉しいニュースがあった。
二ヶ月も僕を放置した修士論文のスーパーバイザーが、僕が送りつけた論文を読んで感想をくれた。ものすごく短い数行のコメントであったが、その評価は「この論文は"lucid"である」と。時間が迫ってるので割り切って今まで以上にやっつけ仕事をしてしまったという自覚があったので、メールを開けるまでものすごく怖かったが、このコメントをもらってほっと安心できた。真剣に見直して完成させようという強い意欲が湧いた。
僕の論文のテーマを聞いただけで頭ごなしに否定し、絶対アカデミックにはなりえないとまで言ったスーパーバイザーの考え方を少しでも変えられたのではないかと思う。
人の価値観を変え、視野を開いていくことは平和の実現には不可欠なプロセスであるから、このスーパーバイザーから勝ち得たコメントは一生の宝ともなるだろう。彼女は決して僕の主張を受け入れないのではないのかと危惧し、スーパーバイザーの変更を大学に依頼しようと真剣に考えたこともあったが、そのままチャレンジしてよかったと心から思う。
2004年9月 2日
韓流ブーム
青春18きっぷを求めて新宿へ行った。
目的はすぐに果たせたので本屋や電器屋を歩いた。
驚いたのは町の中の至る所で韓国語が見え、聞こえたことだ。そういえばテレビCMでも韓国人にしゃべらせてわざわざ字幕をつけるのが大流行のようだ。時代は変わるものだ。10年前に僕が一人で韓国を旅するという話をしたとき、どうしてそんなところに行くのかというようなことを聞かれたことさえあるというのに。映画や歌、ドラマなどを通して韓国文化が数多く伝わり、好意的に受け入れられている証拠なのだろう。韓国に対して長年親しみを持っている僕としても嬉しい限りだ。
しかし、やっぱりその興味は表面的なものなのだろうなとも思う。流行の渦の中心にいるペ・ヨンジュンを追いかけている人はたくさんいるが、この韓国ブームを身近にたくさんいる韓国人との友情につなげた人はどれだけいるのだろう。「ヨン様、ヨン様」ともてはやし、特別な存在としてだけ韓国文化を受け入れるだけでなく、自分のすぐ隣にある韓国文化を知ることが大事だと思う。
在日韓国・朝鮮人の問題もこの機会にもっと取り上げるべきである。多くの人はその問題について考えようともしていない。考えようともしていないことを責めることもできるが、それは何の意味も持たない。考える前にこの事象を認識していないからだ。影響力のある人たち(政治家・メディア)が完全にこの問題を無視しつづけていることにその原因がある。
日本に帰国してからテレビや新聞を毎日のように見ているが、そのレベルの低さに驚いている。それぞれの媒体が洞察力のある分析をしていることはまずないし、問題を提起したり考えさせるようなものもほとんどない。世界ではいろいろなことが起こっているのに、その全体像に対して個別の事象が持つ意味を把握することができないばかりか、一つのどうでもいい事項を誇張し視聴者を煽ることしか、日本のメディアはしていない。
ブームは作られるものだ。どうせ作るなら、表面的に終わるものではなく、文化の内部に影響を与えるような重大なものを作るべきである。それができていない現在のマスメディアはその役割を果たしているとは言えない。仕事をきちんとできる、そういうメディアが必要だなと強く思う。
2004年9月 1日
出発
親戚のおじさん、おばさんが結婚のお祝いに来てくれ、一緒に昼食を食べた。お祝いどうもありがとうございました。
今日は留学時代に得たことを簡単にまとめたり、それを今後にいかにつないでいくか考えた。今後の仕事について思いをめぐらし、いろいろリサーチを始めた。
久しぶりに数年来の友人2人と連絡を取った。話していると、その2人もこの秋から新たなスタートを切ることが分かった。一人は大学の友人で有限会社の登記を先日終えた。もう一人は船でインド洋を航海したときの友人で、なんと中国で会社を設立し、今月末北京に引っ越すとのことだった。
強く刺激を受けた。
「中西号」のユーラシア大陸車で横断には先日からすっかり刺激を受け、毎日興奮させられているが、他にもたくさんチャレンジをしている人が回りにいる。そういう友人を持っているのは幸せだ。
よ~し、俺もやるぞ。
今日はその他、ブラッドフォードを去るときに開いたフェアウェルパーティーの写真(G-day)をアップロードした。
