| 3日目(19日) 3−2 ■海へ ジェットスキー |
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| 「メガネノヒト、ゴムツケテ」と、輪ゴムを何本かつなげたものを渡してきた。「メガネオチナイヨウニ」。 実は今日はメガネをしている。明日もメガネ。旅行が終るまでメガネ、、、。昨日の夕食後、初プールを楽しむべく急いで水着に着替え、頭からどっぽーんと飛び込んだ。そのまま左目のハードなコンタクトレンズはプールの中へ…。結局その日は30秒でプールを上がったのでした。旅行中唯一へこんだ出来事。 |
![]() サヌール・ビーチ バリの東海岸 マリンスポーツが盛ん |
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| たまたま母親から借りたスポーツ用のメガネストッパー(と言うの?とにかくメガネに付けて落ちないようにするヒモ。)を付けていたので、輪ゴムは父だけ付けた。 するとすぐに水上バイクがあるところに連れて行かれた。新品で「YAMAHA」と書かれていた。思っていたより大きい。バイクにまたぐとオーナーが「シャチョサン、笑ッテ笑ッテ」と預けていたカメラで写真を撮り出した。多分、さっきのパラセーリングの後だったからとてもいい笑顔の写真ができたに違いない。後で見たらすごい小さく写っており、輝かしい笑顔は判別できなかった。1人でいきなり乗るのかと思いきや、後ろからインストラクターが乗ってきた。なんか、バリの不良風の男。色黒、ロン毛、ターミネーターみたいなサングラスをかけている。やつは後ろのまたがると無言のままいきなりバイクを走らせた。 |
![]() ものすごいいい笑顔のトモキ すでに日焼けで真っ黒 |
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| 「ちょっと待って!」何度も叫んだけど、ロン毛の兄ちゃんは思い切りアクセルをかける。こっちは心の準備もできていないまま海に連れ出された。そんなに波は立っていないのにうねりに突っ込むだけで体に衝撃が走る。初心者がスキーのモーグルをやっているかのごとくすさまじい衝撃。まるでロデオだ!初めの5分くらいは「うわっ」とか、「ぎゃ」とか衝撃のたびにうめいてしまったけど、うねりにぶつかる瞬間に体を合せれるようになると大して衝撃を感じなくなった。向こうのほうでは母親とアサコがギャーギャー悲鳴をあげている。それがとてもおかしかった。しかし、ハンドルを握らせてもらえないのはつまらない。 「イヤッホー!」横からものすごいスピードで水上バイクが追い抜いていった。あれ?トモキはすでに自分で運転しているではないか!後ろのインストラクターが立ち乗りをして笑っている。まさに海の暴走族。「I Want to drive by myself!!」といったか覚えてはいないが、「運転したい運転したい」と駄々をこねたのは覚えている。すると無言のまま俺の手を取りハンドルを握らせてくれた。見た目はバイクのハンドルと変わらない。しかし、ブレーキと思われたグリップについているレバーがアクセルだった。「Where is brake?(ブレーキはどこ?)」「No.」無いらしい。ともかくアクセルを握ってみた。 「Oh! キヲツケテ!!」ものすごい怒っている。ちょこっと握っただけなのにものすごい加速があるのだ。原チャリを初めて乗った人がアクセルの塩梅がわからなくてひっくり返ってしまった時とおんなじ感覚。とにかく、後ろで怒っている兄ちゃんをこれ以上不機嫌にさせないようにゆっくりゆっくりバイクを走らせた。 海の抵抗力が大きいのかブレーキはアクセルを離すと勝手にかかる。さっきまで兄ちゃんが出していたスピードまで上がらない。というか上げられない。うねりに突っ込むだけで先ほど以上の衝撃があるのだ。どうやらインストラクターはうねりを上手に回避していたらしい。波をよけ、周囲のボートのうねりをよけ、ただひたすらまっすぐ進む。 |
![]() 日焼けしていないからか 様になっていない俺 |
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| だんだん慣れてくるとスピードを上げたくなってきた。恐る恐る上げてみたがインストラクターは何も言ってこない。調子に乗って時速30キロまで上げてみた、、、怒られる前にスピードの恐怖に勝てなかった。 しばらくすると体も慣れてきて、ちょっとカーブなんかしようかなとハンドルを右に回した。軽くまわしたつもりがドリフト状態になってしまった。「ダメダメ!!!マッスクダケマッスグダケ」日本語でまた怒り出した。うーん、こんなに怒られるとは、、、。おまえはさっきまでこれ以上のドリフト走行をやっていたではないか! |
![]() それでも優雅に帰還しているつもり |
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| 乗ってから30分近くたっており、さすがに真っ直ぐだけは飽きてきた。「もういい。帰る」とデート中に喧嘩した女の子のように振る舞い、最初に乗った岸へと向かった。相変わらず母は「きゃー」と悲鳴を上げている。 帰る途中、パラセールを引っ張っているボートに突っ込みそうになりまた怒られて、自動車教習所の時のと同じ気分のまま陸へ上がった。「楽シカッタデスカア?」またオーナーが調子のいい事をいっている。「次ハスキューバね。コッチデ準備シテネ」 |
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