| 2日目(18日) 2−2 ■写真撮影 飛行場の敷地を抜けて市内に入った。いつ市内に入ったかは分からない。もっと近代的な街を想像していたのでちょっと意外だった。道路は埃が舞い、建物は煉瓦造りだが結構いいかげんで古びているように見える。そう言えばホテルを出て5分くらいで街に入ったのだが張りぼて小屋のような家が多かった。 スーパーらしきところに入った。が、写真屋が無かった。20分くらい車を走らせ写真屋を見つけた。トモキとワティさんが店に入る。しばらく時間がかかると言われたので車の外に降りた。隣が家具製造場で、ちょっと覗いた。椅子やテーブル、良く分からない家具を作っている。眺めているとこっちを見る。近づくとみんな照れる。 しかし、時間がかかるな、と写真屋に入ったらもめていた。トモキの番で写真機が壊れたのだ。直る見込みがないといわれた。結局また別の写真屋に向かった。どうやら今回、トモキはツイテないらしい。 バリの道路はレース場だ。対向車が来ようが細い道だろうが平気で追いぬいて行く。それに負け時とまた追い抜かそうとする。この車の運転手もその一人だった。そしてバイクの数がものすごく多い。みんな日本の「スーパーカブ(ホンダ製)」のようなバイクをがんがん飛ばしていく。よく事故らないなあ、と感心しているとワティさんが「いえ、事故はものすごく多いです」と教えてくれた。そりゃそうだ。母は怯えていた。 ようやく3件目の写真屋。どう見ても駄菓子屋なのだが、なぜかインスタント写真機が置いてある。そこで撮影をした。現像を待っている間、父と道端をうろうろ。興味津々で民家の庭を覗き込むと急に住人が現れた。とっさに見ていない振りをして2人逃げた。その逃げ方が「親子」だと思うくらい同じ動きだった。母は写真屋の隣の民芸店のおやじにつかまっている。しかし、相変わらずのらりくらりとかわしているようだ。母の買いそうな振りをして買わないテクニックは日本一ではないだろうか? 写真ができるのを待っているときにワティさんの携帯電話がなった。なんか大声で喋っている。その後嬉しそうに「パスポート、日本で見つかりました!」と教えてくれた。やはり機内にあったようで、日本で機内清掃中に出てきたらしい。みんな「なーんだ」という声の後に「良かった」と発見を喜んだ。夜の便でもってきてくれることになった。ちょうどお昼過ぎ。「ツアー再開しますか!」 |
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| ■芸術の村 ツアーで最初の予定だった「バロンダンス」は午前中で終わってしまっている。そのため次の芸術の村観光から始まった。車で30分ほど走った場所に芸術の村があった。バリの伝統文化らしく、繊細で不思議な色合いをしている絵が飾られている。最初に絵の作成方法を見た後に展示室へと案内された。 展示室はタイル張りの床で薄暗く、絵画も不気味だった。案内人は絵の内容よりもこの額縁込みでいくらです、と値段のことばかり言う。ここは思わせぶりが上手な母に任せて先へ進んだ。 しかし、本当に不気味な絵が多い。ヒンズー教の神を描いているのだろうが、目がものすごい色彩で牙を出し巻き付きそうなほどの舌を出した生き物を描いている。水木しげるの漫画に出てきそうだ。「気持ち悪いから誰も買わない」と案内人は説明してくれた。差し上げますといわれても小学校の教室にある黒板程もある「生き地獄」が描かれた絵なんかいらない! みんなどっと疲れてこの村を後にした。 |
![]() バリの絵画 この絵は下手?上手? |
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