| 2日目(18日) 2−1 ■警察へ 朝7時にモーニングコールで目が覚めた。いつ寝たか覚えていない。どうやら乾杯のビールを飲んで俺だけそのまま寝てしまったらしい。母とアサコはすでに準備が整っている。ニシモ家の女性陣は寝起きがものすごく良い。羨ましい。父も張りきっている。寝起きの悪い俺とトモキもとりあえず服を着て外に出た。 |
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| …南国だ!まさに南国!緑が生い茂り、花が咲き乱れ心地よい湿気と眩しい光!こんなウソのような世界が本当にあるとは!それと昨夜は暗くて分からなかったホテルのすばらしいこと!ホテルはビルの形をした客室だろう思っていた。しかし、大きな屋根のヴィラが点在し、床は明るい色をした軽石の石畳。大きな開口部…というより窓が無い!そう、部屋以外は全て外部なのだ!朝食もヴィラ形式の大屋根の下でバイキング。 ところでバイキングは捕るものを迷うので苦手だ。初日はできるだけ「ブレックファースト」と呼べるようなものを選んだ。つまり洋風。おいしかった。後ろの方で演奏が始まった。竹を切って作った木琴のような原理の楽器。2人で演奏している。単調に聞こえるのだが、良く聞くと複雑で、どうしてぴったりとフィルを入れられるのだろう?カッコイイ!1曲終った後に一人拍手をしたら、とても喜んでいた。俺も嬉しかった。 しかし、ゆっくりはしていられない。今日は警察に行ってパスポート紛失届と日本領事館に行って発効してもらわなければならない。そのために本来予定していたツアーをキャンセルしての行動だった。今回の旅行についての計画を知らなかった。忙しかったためほとんど実家に帰ってなく、連絡もあまり取合っていないため、旅行中のスケジュールが分からない。今いるホテルの名前も分からない。 昨日お世話になったガイドさんがロビーで待っていた。ロビーも大屋根で覆われた窓の無い開放的な空間だ。「警察に行ってパスポート申請を行なうと多分今日1日かかります。」そう言われた。今日のツアーは諦めてほしいといわれた。仕方が無い。家族バラバラに行動できるほどみな逞しくないので、みんなで行動した。 車に乗ってから30分くらいして気がついた。ガイドの名前を聞いていない。「ワティ」さん。バリ島北部出身らしい。日本語がとても上手で、「日本に来たことありますか」と質問すると、バリから出たことが無いという。しかも日本語を勉強し出したのが1年半前らしい。ここまで話せるようになるのか、、、英語を義務教育で6年以上やっているはずの3兄弟は愕然としてしまった。 最初にお金をルピア(インドネシアの通貨)に換えてもらいに行った。着いたところは掘っ建て小屋のようなところ。本当にこんなところで換金できるのか?と誰もが思ったがやっぱり換金所だった。バリでの換金所はたいてい、このようなちょっと怪しいところなので馴れるまで不安だ。トモキが「ここでしないで街で換金した方が明らかにレートがいい」といっている。しかし円がどれだけのルピーになるのかさっぱり分からない。トモキは高いといいながらとりあえず2万円、パスポート申請に必要と思われる額を換金した。 次に警察へ向かった。警察は空港の敷地内にあり、そこで父とトモキとワティさんが署に入っていった。俺と母とアサコは外で待っていた。朝10時。暑い。シャツを着ていたが、脱いでタンクトップになった。「白い!」と小ばかにしたようにアサコにからかわれるが、南国の雰囲気は人をむかつかせない。しかし暇なのでデジカメで写真を撮っていた。 ワティさんにバリ空港はなかなかいい、バリらしいというと「竹中工務店と大林組がつくりました」だって。急にバリらしくなくなった。 1時間ほどで警察との手続きが終り、次に写真撮影へと市内へ向かった。 |
![]() 目覚めたらこんなにすばらしい 景色が部屋の外に! ![]() モデル立ちのアサコ エントランス近く ![]() ホテルの庭 ![]() |
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