2006年12月 8日

六本木に世界中のモネが集結

07年4月からの「大回顧展 モネ―印象派の巨匠、その遺産」を監修している美術史家の高階秀爾さん。後ろは、スクリーンに写されたモネの『日傘の女性』。国立新美術館が記者発表会

2007年1月21日にオープンする国立新美術館(東京・六本木、林田英樹館長)は8日、開館記念展の第2弾となる「大回顧展 モネ―印象派の巨匠、その遺産」の記者発表会を開いた。

 同展では、印象派の巨匠として知られるフランスの画家クロード・モネ(1840-1926)の作品を、仏オルセー美術館や米ボストン美術館、個人のコレクターなど国内外から約100点を集める。モネの作品を「印象」「構図」「連作」など5つのカテゴリーに分けて展示するほか、モネに影響を受けた20世紀美術の作品を20点並べ、モネの“遺産”がどう受け継がれ、発展しているかを検証する。

 同展を監修した美術史家の高階秀爾さんは「モネは知名度が高いがゆえに、作品が世界に広がってしまっている。初期から晩年までの作品や、モネに影響を受けたとされる作品を一カ所に集め、モネの全貌が分かる展覧会にしたいと思う」と、モネ展にかける思いを語った。

 同展は、2007年4月7日から7月2日まで。5月1日を除く火曜日は休館。開館時間は午前10時から午後6時まで。金曜日のみ、午後8時まで。入場は一般1500円(前売り1200円)、大学生1200円(同1000円)、高校生800円(同600円)、中学生以下は無料。開催期間中、同美術館3階のブラッスリー(軽食喫茶)では、モネが好きだった「ガトーショコラ」などのデザートを食べられる。【了】

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