サッカーで友情をはぐくむ
ピース・キッズ・ワールドサッカー・フェスティバル、8月3-5日開催
米国公益法人「イースト・ウエスト・フェデレーション(EWF)」などは22日、東京都千代田区の日本都市センター会館で会見し、世界の子どもにサッカーを通じて友情をはぐくんでもらう交流イベント「ピース・キッズ・ワールドサッカー・フェスティバル」(同連盟など主催)の第1回大会を、8月3日から5日まで広島市内で開くと発表した。
2003年から毎年、日本、イスラエルとパレスチナの子どもに、サッカーを通じた対話プログラムを実施している非営利活動法人「ピース・キッズ・サッカー(PKS)」(東京都千代田区)の協力を得て実行する。同フェスティバルは、イスラエル、パレスチナのほか、英国、米国、韓国、中国、ボスニア・ヘルツェゴビナから、11歳以下の男女が参加。日本からの3チーム(広島県、沖縄県、川崎市)を加え、計10チーム150人がサッカーの試合や観光、パーティーなどを通じて相互理解と友情の育成を目指す。
EWFは、平和と自然保護を目的として02年に設立され、米国を中心に桜のある公園の建設などを手がけている。現在、イスラエルとパレスチナの国境付近に「平和の為の子どものさくら公園」を作るプロジェクトを推進しており、“100ドル100万人キャンペーン”を展開中である。
パレスチナ側に作られる公園には「いつか一緒にサッカーをして、平和について考える場所としてほしい」という思いから建てられるサッカー場ができる。PKSの協力を得て、交流を深めながらプロジェクトの知名度を上げていくことが狙いだ。
同フェスティバル実行委員長の加藤兼道EWF理事は「第1回を皮切りに、毎年開催して参加国をどんどん増やしたい」と意気込みを示した。これまでイスラエルやパレスチナの子どもの交流を率いてきたPKSの原芳道理事長は「最初のころ、親同士が喧嘩してハラハラしたことがあるが、子どもたちはすぐに仲良くなった。帰国時にはイスラエルとパレスチナの子どもが抱き合って分かれた」と、サッカー交流の意義をコメントした。【了】