パレスチナ支援機関代表が来日
早稲田大学で講演
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA、本部・アンマン)のカレン・アブザイド事務局長が18日、東京都新宿区の早稲田大学で「変わりゆく政治および社会経済状況におけるパレスチナ難民」と題し、パレスチナ問題や難民の地位、UNRWAの支援状況について講演した。
アブザイド氏は、パレスチナ自治区を分断する形でイスラエルが建設している分離壁で、パレスチナ人が生活に支障をきたしているのではという質問に対し、「土地を失った難民がすごく多いわけではない。グリーンライン(イスラエルとパレスチナ被占領地を区分する境界)に沿って壁が建設されれば問題はないのだが、(そうではなく、)一部の人の生活を分断し、病院や学校に行けない人がいる。UNRWAは移動診療所の設置などの対応をしている」と説明した。
UNRWAは、ヨルダン、シリア、ヨルダン川西岸やガザ地区に住む400万人以上のパレスチナ難民に、教育、医療、社会サービスを提供する国連機関。1949年に国連総会で一時的な組織として構想されたが、活動期限が繰り返し延長されている。最新の延長期限は2008年6月30日まで。【了】
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