シャープ AQUOS10機種を発表
奥田隆司取締役「液晶はブラウン管の2.5倍の需要となる」
シャープ<6753>は26日、東京都文京区の東京ドームホテルで新製品発表会を開き、同社亀山工場で製造された「ブラックASV液晶パネル」を搭載した液晶テレビ「AQUOS(アクオス)Bシリーズ」10機種を発表した。8機種を3月1日に、残りの2機種を4月21日に発売する。
10機種のうち4機種が、ハイビジョン(HD)信号を間引かずに100%表示するフルハイビジョン(フルHD)モデル。同社によると、フルHDは現在のテレビの最高画質で、高精細でちらつきがないため、6畳間でも無理なく、45型の大画面が楽しめるという。
「ブラックASV液晶パネル」は、従来比1.5倍の高コントラストを実現し、暗い部屋でも明るい部屋でも、黒色や白色をリアルに表現しためりはりのある映像を再現できるという。また、動画の応答速度は従来品半分の6ミリ秒(1000分の6秒)で、スポーツ動きの速い動画や字幕テロップがよりくっきり見えるほか、マルチ画素技術の採用で視野角が176度まで広がり、ほぼ真横から見ても色調が変化しないという。
発表会で、奥田隆司取締役は「シャープが日本で初めて白黒テレビを製品化してから約半世紀。需要動向はブラウン管テレビから液晶テレビに移っており、2005年度に液晶がブラウン管を逆転、06年度にはブラウン管の2.5倍の需要となる」と自信を見せた。
同社によると、フルHDモデルの実売価格は45型で約58万円、37型で約43万円を見込んでいる。また、06年度末までに、37型以上の液晶テレビをすべてフルHDモデルにする予定。【了】
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