ブラッドフォード大学大学院 体験記
(MA in Peace Studies, University of Bradford)

日本を動かす人たち


デヘヘ日本の将来にとって大きな動きがありそうなので、ニュースで首相や大臣や党の代表者の発言を拾っておこうと思うのだが、ロクなことを言っていない。外務省防衛庁の更新情報をメールで受け取っているので、川口さんと石破さんの会見はけっこう読んでいる。象徴的な事件が起こり、今後の日本を大きく変える可能性の大きい自衛隊の海外派遣について注目している人も多い中、「今日は閣議で私は発言しておりませんので、みなさまに報告することはございません」などと言っていることもあった。何もないってことはないだろうに・・・。記者からの質疑応答もひどいものだ。特に石破氏はこんな顔して答えをはぐらかしてばかりいる。彼が意味のある発言をしたのを聞いたことがない。

小泉首相もますます暴走している。国のトップたる人がこんな対応をしたそうだ。

首相「話せばわかるもんじゃない」 イラク派遣審査終え (asahi.com)

 「『話せばわかる』っていうもんじゃないらしいね」。小泉首相は16日夜、イラクへの自衛隊派遣をめぐる衆参両院の閉会中審査を終え、説明責任を果たせたかを記者団に問われると、そう繰り返した。
 首相は「私は十分説明したんですけどね。聞く方が十分納得したかというと、(派遣の)反対論者がいるからね」。さらに「『十分に説明できましたか』と質問されると、『十分とは言えない』と言うらしいね」と述べ、朝日新聞などの世論調査で「首相の説明に納得できない」とする答えが多いのは質問の仕方のせいだといわんばかりの受け答えだった。
 「話せばわかるというのは大ウソだ」という脳科学者・養老孟司氏のベストセラー「バカの壁」にも触れ、「読んでみたけどね、話せばわかるように話すっていうのは実に難しい」。 (12/17 00:44)

最も重要な人たちが、説明責任を果たしていない。説明が理解されないと「理解しない方」を非難し、責任は自分でなく他人のところにおいておこうとする。これから決定される事項の内容がどんなものであれ、政治家が今のような態度を続けていると、その意見や決定事項に賛成することは難しい。彼らには共感できるところがないからだ。
どんな意見にも反対派がいるのは当たり前だ。ここは圧政下のイラクや北朝鮮とは違う。どうして今の政策を進めるのか、そこにはどんなメリットとデメリットが予想されるのか。メリットはどうして、デメリットを凌ぐのか。知りたいのはそういうところである。小泉氏は、最もインパクトのある事柄に焦点を当ててそれを片付けることで、他のすべての問題を片付けているような素振りを見せるやり方で今まで自分の地位を維持してきたが、最近はそのパフォーマンスもうまく行かない。それでも突っ走ろうとするから見ているほうもハラハラ、イライラする。

公明党の神崎代表も意味不明だ。
学会員に納得させるため、イラク入りを目指しているようだ。パフォーマンスのために現地は仕事の邪魔をされることになる。彼がイラク入りを実現し、無事に帰ってきたら、「イラクは安全でした」とでも言うのだろうか。事件が起こらない限り、安全に(危険でないように)見えるんだろうな。

彼は「日程を明らかにすれば格好のターゲットとなる可能性があるから」、日本の関係者にも極秘で出発したという。この一件で、政府内で足並みがそろっていないことがはっきりした。また、政府内でも報告をしていないということは、一緒に仕事を進めている人たちを信頼していないとも言いうるかもしれない。「小泉君に事前に相談したら、テロリストにも筒抜けだよ」なんて思ってたりするかもしれない。


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