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ブラッドフォード大学大学院 体験記
(MA in Peace Studies, University of Bradford)
アメリカに平和の大統領を!
ブラッドフォードの平和学部は日本人の間でも結構知名度が高いため、たくさんの日本人が勉強しています。
今年はMAのコースに15人もの日本人がいます。全体で110人の学生がいるので、1割以上を日本人が占めていることになります。イギリス人に次いで多数派であり、母国であるイギリスからの学生が多いのは当然とすると、日本が世界の中で最も平和を志している国と言えるかも知れません。
さて、人数が多いというメリットを生かすため、僕は他の日本人学生に呼びかけてメーリングリスト(ML)を作りました。遠く日の出づる国よりはるばるイギリスまでやってきて文化の違いや英語力で苦しむことも多い留学生活ですが、せっかく同じ国から志を持ってやってきたのだから助け合えるところは助け合って、日本から来た全員が有意義な留学生活を送れればと思ったからです。このMLを「Si
vis pacem, para pacem」(ラテン語で、平和を欲するなら平和に備えよ、の意)と名づけました。この格言は「Si vis pacem,
para bellum」(平和を欲するなら戦争に備えよ)という格言で表された軍事的手段による安全保障の考え方に反対し、平和は「実現されるべき価値である」と考える平和学を作り出した学者たちの間で生み出されたものです。さらにこれをもじって「平和を欲するなら授業に備えよ」という名のMLを作ろうと思ったのですが、「授業」という意味のラテン語が分からず敢無く断念。平和に備えることにしました。
さて、このMLは銀行のチェックの使い方を教えあったり、美味しかったレストランの情報が飛び交ったり、課題のエッセイが書き進まないことをぼやいてみたりというような形でなかなか有効に機能しているのですが、先日メンバーの一人から面白い記事の紹介がありましたので、ここでご紹介させていただきます。
僕自身はデニス・クシニッチさんという方は知らなかったのですが、なかなか興味深い人物であるようなので、この場を使って紹介するとともに、僕自身もこれからウォッチしていきたいと思います。
・デニス・クシニッチをアメリカ大統領に! ・Dennis Kucinich公式ウェブサイト(英語)
> エッセーやってると脇道にそれたくなる病気にわたしも侵されてます。
> 今日着いた月刊誌のおかげで半日失いました。
> 「デニス・クシニッチ」さんと「きくちゆみ」さんの話です。
> (もしすでに知ってる方もおられたらスミマセン)
>
> デニスさんはアメリカの民主党の第9番目の大統領候補者らしいんですが、
> そのポリシーが個人的に気に入りました。読んでた雑誌で挙げていたのは、
> 「米国の恐怖を打ち消すのは武力行使ではなく外交だ」
> 「一極主義を改めることが平和を取り戻す唯一の道だ」
> 「米国は生物兵器や地雷の撤廃条約に署名するべきだ」
> 「米国は京都議定書に署名するべきだ」
> 「エネルギーは石油依存から脱却し、持続可能な(太陽光など)
> システムに移行するべきだ」
> 「ブッシュ政権は日本の憲法を変えさせようとしている」などです。
>
> きくちさんは、フリージャーナリスト・平和活動家とありました。
> デニスさんの存在のアドボカシーを日本でやっておられるようです。
> 米国の大統領候補を日本から支援しようという試みです。
> これも雑誌上の彼女の発言集ですが、
> 「日本の政治は永田町できまってると思いますか?」
> 「日本の政治はワシントンで決まっている」
> 「選挙に監視活動が必要なのは、カンボジアよりも米国だ」などなど。
> ついに「デニス・クシニッチ−アメリカに平和の大統領を」
> という本まで出版されたそうです。
>
> 残念ながらデニスさんの知名度はいまいちなのだそうです。そこで、
> 「米国の知人、友人に(日本から)クシニッチ氏のことを知らせよう!」ということ
> なのだそうです。
> 「やはり道は険しいか?」と否定的になりそうなところ、ふと思い出したことがあり
> ました。
> イギリスのバンド「クイーン」なんて覚えている方おられるでしょうか?
> 「フレディー・マーキュリー」がボーカルしてたバンドと言ったほうがいいでしょう
> か?
> そのバンドですが、イギリス・欧米では鳴かず飛ばずだったのですが、
> なんと、日本で最初に爆発的ヒットを飛ばし、その後世界中でヒットし、
> 今では歴史に語られるバンドとなっているのです。
> 「英国産・日本経由・世界標準」の例はあるのです、米国産も可能かも・・・
>
> ヤフー検索でリストされたいくつかのページアドレスです。お暇なときにどうぞ。
> http://homepage3.nifty.com/union_ysg/denis_support.htm
> http://www.peace2001.org/
>
> 以上、脇道で半日潰した報告でした
> ではまた
クィーンのほか、BON
JOVI(米国産)やBEN
FOLDS FIVE(英国産)も「日本経由・世界標準」です。日本はいろいろな意味で特殊な国であるので、日本だからこそできる活動があり、平和という世界標準を提唱できる資質があると強く信じます。
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